開幕まで2週間余りに迫った10月1日。四季芸術センター(横浜市・あざみ野)では、ミュージカル『リトルマーメイド』名古屋公演の総稽古が行われました。
稽古期間中、一から作品と向き合い、改めてそのフレッシュな魅力を磨き上げてきたカンパニー。劇場入り前の総仕上げとなるこの日、スタンバイするキャストたちの表情からは、程良い緊張感とリラックス感が伝わってきます。
人間に憧れ、一途に夢を追う人魚姫アリエル。娘を心配し、苦悩しながらも大きな愛情で見守る父王トリトン。アリエルのお目付け役として翻弄されながら、やがて彼女を応援せずにいられなくなる宮廷音楽家のセバスチャン。恋心を打ち明けられぬまま、アリエルの幸せを願うフランダー。そして、アリエルと想いを通わせ、少しずつ彼女に寄り添う王子エリック。
登場人物たちそれぞれの想いが、美しいメロディーと色鮮やかな海の生き物たちのパフォーマンスで紡がれ、2時間35分があっという間に過ぎていきます。
ラストシーンに溢れるのは、海と陸、二つの世界が全てを乗り越えて結ばれる、圧倒的な幸福。
「素晴らしい集中力でした。名古屋の新しい劇場で心待ちにされているお客様へ、この勢いで作品を届けにいきましょう」
稽古終了後、演出スーパーバイザーの礒津ひろみと青山弥生からの言葉に、キャスト・スタッフ全員が力強く頷きました。
いよいよ、カンパニーは名古屋四季劇場へ。新劇場でのフライング稽古、舞台稽古を経て、開幕へ臨みます。
10月16日の開幕に、どうぞご期待ください!
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