ささやかで平凡な人生を望む男が、ある日、突然手に入れた“壁を通り抜けられる体”。愛する彼女と僕の間の壁も、通り抜けられるのだろうか?
花の都パリに咲いた、人生賛歌と切ない恋の物語。
フランスの国民的作家マルセル・エイメの原作小説。
フランス文学界の最高峰・ゴンクール賞を受賞したディディエ・ヴァン・コーヴェレールによる脚本。
そして、『シェルブールの雨傘』で知られる巨匠ミシェル・ルグランが奏でる珠玉のメロディー。
3人のフランスが誇る芸術家が生み出したミュージカル『壁抜け男』は、フランス演劇界の新時代を切り拓いた記念碑的作品です。1997年にパリで開幕すると異例のロングランを達成し、1999年には日本へ、2003年には本場・ブロードウェイ進出も果たしました。
さまざまな"壁"に囲まれた現代において、悠々とその壁を通り抜ける"壁抜け男"の物語は、すべての人に生きる喜びを思い出させます。そして、切なくも美しいフィナーレで巻き起こるのは"人生は素敵! 人生は最高!"の大合唱です。
さあ、幕が上がればそこはパリ・モンマルトル。エスプリの効いた洗練された舞台に、存分に酔いしれてください。
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