劇団四季

登場人物 Character

キャラクター紹介

デュティユル

郵政省の苦情処理係。趣味はバラの手入れと切手集めという平凡な男。
同僚や上司からいつも馬鹿にされていたが、ある日突然、壁を抜ける力を身につけたことから人生が大きく変わることになる。

イザベル

デュティユルの憧れの女性。横暴な夫から監禁同様の扱いを受けていて、わずかに外出が許されているのは買い物の時だけ。
いつか誰かに連れ出され、自由になることを夢見ている。情熱的な内面も隠し持っている。

モンマルトルの住人達

パリの下町モンマルトルに住む、陽気で生活感あふれるデュティユルの隣人たち。
稼ぎが悪くなり昼間は八百屋の荷車をひいて野菜も売る年をとった娼婦、人生を半ばあきらめかけている売れない画家、ラジオのレポーターにもなる新聞売り。
彼らは、隣人のデュティユルを気遣い、その活躍ぶりに声援を送る。

デュブール医師

突然壁抜け男になったデュティユルが、自分は気が狂ったと思ってかけこむ精神科医。
デュティユルを診察し、壁を抜けることに疲れたら飲むようにと薬を処方してくれる。

郵政省の同僚たち

要領がよく、怠けてばかりの4人の公務員。新任の上司にすぐに取り入る。真面目にこつこつと仕事をするデュティユルを馬鹿にし、うとましく思っていたが、彼が世間を騒がす壁抜け男だとわかると・・・

郵政省の部長

デュティユルの新任の上司。生真面目で要領の悪いデュティユルを目の敵にする。
しかし、ののしられて堪忍袋の緒が切れたデュティユルは壁を抜ける力を使って反撃にでる。

警官

職務熱心とは言えない無責任な2人組。どちらも金のかかる妻を持つ恐妻家で、世の中は金次第と割り切っている。
警報を聞いて銀行強盗の現場にかけつけ、金庫の壁を抜けて見せるデュティユルに驚くが、これで大手柄をたて出世ができると喜ぶ。

検事

イザベルの横暴な夫。若く美しい妻が人目にふれないように家に閉じ込めている。
冷酷に人を有罪にしては賄賂をとって賭け事につぎこむほどの博打好き。

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