劇団四季 俳優の声
ヴォーカルポピュラー
決して諦めない姿勢が何かを生み出すきっかけになります
2008年研究所入所。主な出演作品:『ライオンキング』、
『春のめざめ』オットー、
『ガンバの大冒険』ガンバ、ヨイショ、
『人間になりたがった猫』スワガード、
『キャッツ』マンカストラップ、
『はだかの王様』運動大臣アロハ、
『ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』

加藤 迪
北海道出身。2008年研究所入所。主な出演作品:『ライオンキング』、
『春のめざめ』オットー、
『ガンバの大冒険』ガンバ、ヨイショ、
『人間になりたがった猫』スワガード、
『キャッツ』マンカストラップ、
『はだかの王様』運動大臣アロハ、
『ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』
- ①四季入団前にしていたこと
- 高校生まではスポーツばかり。四季を目指すようになってからアルバイトをしながらミュージカルや芝居のレッスンを受けていました。
- ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 高校3年生で受験勉強をしていた時に、全国公演の『クレイジー・フォー・ユー』を北海道で観て、こんな世界があるんだと衝撃を受けました。
その時、受験勉強をやめてこの世界に挑戦しようと決意しました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 新聞広告で研究生オーディション情報を見つけて慌てて応募しました。
- ④自身のオーディションエピソード
- とんでもないところに来てしまったかな、というのが本音です。しかし、自分と同じように緊張している周りの受験者を見て、冷静になれた自分がいました。
- ⑤入団してみての感想
- 研究生オーディションで入団したのですが、何の経験もない自分にとって、研究所での一年間は毎日素晴らしい講師の方々のレッスンを無料で受けられる本当に幸せな環境でした。
- ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 僕と同じ様に何の経験のない方でも、諦めず、まず勇気を持って一歩前に踏み出してください。
決して諦めない姿勢が何かを生み出すきっかけになります。頑張ってください。
お客様の次の日生きる原動力に貢献したいと思うようになりました
2011年研究所入所。主な出演作品:『魔法をすてたマジョリン』マジョリン、
『マンマ・ミーア!』リサ、
『赤毛のアン』アン・シャーリー、
『サウンド・オブ・ミュージック』リーズル、
『ジョン万次郎の夢』ギン、
『ウェストサイド物語』ロザリア、
『王子とこじき』エドワード王子、
『リトルマーメイド』アリエル

若奈 まりえ
東京都出身。2011年研究所入所。主な出演作品:『魔法をすてたマジョリン』マジョリン、
『マンマ・ミーア!』リサ、
『赤毛のアン』アン・シャーリー、
『サウンド・オブ・ミュージック』リーズル、
『ジョン万次郎の夢』ギン、
『ウェストサイド物語』ロザリア、
『王子とこじき』エドワード王子、
『リトルマーメイド』アリエル
- ①四季入団前にしていたこと
- 小学生の時から芸能プロダクションに所属し、舞台へ進もうと決めるまで様々なジャンルの仕事を経験しました。また、仕事の引き出しを増やすためにボイストレーニングや演技のレッスンなども受けていました。
ダンスの専門学校に通ったり、バレエや声楽などミュージカルの基礎を本格的に勉強し始めたのは劇団四季を志してからでした。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 学生の頃に観た『キャッツ』『夢から醒めた夢』に感銘を受け、ミュージカルだけで生きていける道を知りました。その時からいずれはこの世界へと考えていたと思います。
劇団四季関連の書籍を読み、劇団の理念に感動し、私もお客様の次の日生きる原動力に貢献したいと思うようになりました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 入団前、仕事で出会った方が私の進路を気にかけて下さり、劇団四季には方法論を学べる研究所がある事を教えてくれました。
受験の決心が出来ずに悩んでいたのですが、「今のありのままのお前で受けてみろ!」と背中を押され、受けてみよう!と決心しました。 - ④自身のオーディションエピソード
- 本選では『サウンド・オブ・ミュージック』の「私のお気に入り」を体で表現しながら歌いました。緊張で課題台詞を途中で忘れてしまい、同じような内容の台詞をくり返し喋ったのを覚えています。今でもよく合格させてもらえたな…と不思議に思う事があります(笑)。
- ⑤入団してみての感想
- レベル別にレッスンを受講する事が出来、大きな稽古場や、ピアノや鏡のある個室まで、自由に使わせてもらえます。
入団2年目の春、稽古中に足を骨折してしまったのですが、次の舞台復帰まで、劇団内の治療院で治療し、ジムのトレーナーさんと医務の方にサポートしていただきました。こんなに素晴らしい環境はどこにも無いと日々感謝しています。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 誰もが、自分だけの“魅力”を持っていると思います。私もオーディションで台詞を失敗しましたが、「絶対四季の舞台に立ちたい!」という気持ちは、ちゃんと審査員に届いたと思っています。
強い信念を持って自身の魅力を最大限に発揮し、アピール出来る事を願っています。
一つのものが出来た時、それまでの苦労が吹っ飛ぶくらい嬉しくて幸せです
2012年研究所入所。主な出演作品:『リトルマーメイド』アラーナ、アリエル、
『コーラスライン』ヴァル、
『アラジン』ジャスミン、
『キャッツ』ランペルティーザ

三平 果歩
大阪府出身。2012年研究所入所。主な出演作品:『リトルマーメイド』アラーナ、アリエル、
『コーラスライン』ヴァル、
『アラジン』ジャスミン、
『キャッツ』ランペルティーザ
- ①四季入団前にしていたこと
- 小学校から高校まではバトントワリングを、高校と大学ではダンスと歌のレッスンをしていました。
劇団入団直前まで、体育の教員免許を取得しようと思い、ミュージカルとは関係ない一般の4年制大学に通っていました。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- スポーツ競技であったバトントワリングで、一度舞台に立つ機会がありました。スポットライトを浴びてお客様から拍手をいただいた時、これを仕事にしたいと強く思いました。
また、高校生の時に母が『マンマ・ミーア!』を観に連れて行ってくれたのですが、カーテンコールで俳優も観客も一緒になって踊った時、この感動を舞台上から伝えたいと強く思うようになり、四季を目指すことにしました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 大学を卒業してからと思っていましたが、大学2年生の時オーディション募集を目にし、卒業まであと2年待ち切れませんでした。
四季に入りたい一心で、オーディション合格後に大学を中退しました。 - ④自身のオーディションエピソード
- ダンス審査で張り切って最後の後ろ向きのポーズを決めて、悔いはないとスッキリしていたところ、背中のど真ん中にカイロを貼ったままでした。恥ずかしかったです・・・。
- ⑤入団してみての感想
- レッスンは素晴らしい先生や先輩に囲まれ、和気あいあいとした雰囲気でとても楽しいです。
作品の稽古は真剣そのもの。先輩方からたくさんのアドバイスをいただきながら、悩んで迷って苦しんで、役と作品と向き合っていきます。「観る天国、やる地獄」を実感しました。ですが、一つのものが出来た時、それまでの苦労が吹っ飛ぶくらい嬉しくて幸せです。
「慣れ、だれ、崩れ=去れ」という言葉があざみ野や劇場の壁に貼られていますが、それを実践するのは本当に大変です。私が出演しているのはロングラン作品なので、まさに毎日がその繰り返しですが、とてもやりがいがあり、その一瞬のためにやめられません。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- ありきたりかもしれないですが、強く信じて努力すれば、夢は必ず叶うと思います!自分らしさを大切にがんばってください。
ジャズダンス
一番自分らしく活動できる場所が「四季」なんだと思っています
2006年研究所入所。主な出演作品:『ユタと不思議な仲間たち』ユタ、新太、一郎、
『ウェストサイド物語』ベイビー・ジョーン、
『夢から醒めた夢』メソ、
『壁抜け男』新聞売り、
『ウィキッド』ボック、
『アラジン』アラジン、
『ライオンキング』シンバ、
『クレイジーフォーユー』ビリー

厂原 時也
北海道出身。2006年研究所入所。主な出演作品:『ユタと不思議な仲間たち』ユタ、新太、一郎、
『ウェストサイド物語』ベイビー・ジョーン、
『夢から醒めた夢』メソ、
『壁抜け男』新聞売り、
『ウィキッド』ボック、
『アラジン』アラジン、
『ライオンキング』シンバ、
『クレイジーフォーユー』ビリー
- ①四季入団前にしていたこと
- 北海道の奥尻島出身で、中学、高校ではサッカー部に所属し、キャプテンも経験しました。スキーやスキューバダイビングなど、スポーツが大好きな普通の高校生でした。
四季を目指そうと決め、高校3年の時に大阪にある芸術大学の夏期講習に行きました。そこでクラシックバレエの先生から「身体を柔軟にした方が良い」と言われ、家で毎日2時間はお風呂上がりに柔軟体操をしていました。当時は身体がものすごく硬かったんです。島にはバレエ教室がなかったので、冬休みには函館まで、泊まり込みで習いに行きました。
その頃テレビで放送していた『人間になりたがった猫』を録画して、テープが擦り切れるほど何度も観ていました。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 高校2年の時、修学旅行で『ライオンキング』を観ました。
実は「野球観戦」と「劇団四季」の選択制で初めは親に気を遣い、金額が安い「野球」を選択していました。しかし、母が「なんでせっかく行くのに『ライオンキング』にしなかったの?」と言ってくれたんです。そして観劇当日、担任の先生が自分のチケットを僕に譲ってくれました。
冒頭の「サークル・オブ・ライフ」で演出に圧倒され、強く感銘を受けました。世の中にはこんなにも人を感動させられるものがあるんだ、自分もそのような俳優になりたい、と強く思ったんです。帰り道「これをやりたい!」と一人で騒いでいました(笑)。
それまで将来は調理師や保育士になりたいと漠然と考えていたのですが、『ライオンキング』を観てからは「絶対にこれだ!これしかない!」と決めました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 『ライオンキング』で購入したプログラムを見て、芸術大学や専門学校に行った方がいいのかなと思い、高校卒業後は芸術大学に進学し、四季に入団するために毎日レッスンに励んでいました。周りには四季を目指す人ばかりだったので、皆がライバルでした。
大学3年の時、卒業まで待ちきれずに受けた「研究生オーディション」で、無事に合格し、現在に至ります。 - ④自身のオーディションエピソード
- 大学の友人たちと一緒に受けに行きましたが、当日はかなり緊張しました。
歌唱審査や台詞審査は、緊張のあまりどんな課題だったかも覚えていません・・・。
ダンス審査は、課題振付が前日に行なわれたので、その日の夜に友人たちと公園で練習をしました。
四季に入団する事が目標だったので、合格通知が届いた時は今まで自分がやってきた事が結実したという事と、これからのわくわく感とで、胸がいっぱいになりました。 - ⑤入団してみての感想
- 毎日レッスンを無料で受けられるのは、とてもありがたいことです。劇団のレッスン講師の方々は、いつも親身に相談にのってくださいます。万が一怪我をした場合にも、医務室に看護師の方が常駐していて、迅速に対応する体制が整っています。
自分で選んだ道ですが、稽古や本番は楽しい事だけでなく、どちらかというと苦しい事の方が多い。でも苦しんだ分、舞台に立った時の嬉しさや充実感は大きくなります。
『ユタと不思議な仲間たち』では、東日本大震災の後、被災地での公演にも参加しました。
僕自身が小学生の時に経験した奥尻島での地震で、日本各地の人々が救いの手を差し伸べてくださった事を思い出し、今度は自分が恩返しする番という思いで、懸命に取り組みました。僕が劇団四季を目指した目的が果たせたように思いました。
また、身長にコンプレックスを感じていた僕にとって、『アラジン』のアラジン役への挑戦は、実力や努力が認められればどんな役にでもチャレンジさせてもらえる、という自信に繋がりました。
選んでくださった人々の期待に応えるためにも全身全霊で役と向き合っています。
好きな作品も沢山あり、挑戦させてくれる場も沢山ある。一番自分らしく活動できる場所が「四季」なんだと思っています。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 四季に入りたいという気持ちがあるのは、何かやりたい事があるからだと思いますが、自分にとっていい事だけを求めていても、舞台に立ち続ける事は難しいものです。
四季は苦しい事が多い分、常に自分に目標を与えてくれる場だと思っています。
ぜひ、苦しみに来てください(笑)!
その分、舞台に立てる喜びや感動等、楽しい事が沢山待っています!
どんな事にも貪欲でいる人の方が、この世界に向いているように感じます
2010年研究所入所。主な出演作品:『夢から醒めた夢』、
『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』、
『美女と野獣』、
『キャッツ』ランパスキャット、
『アラジン』アラジン、アンサンブル
子役時代
『ライオンキング』ヤング シンバ

笠松 哲朗
東京都出身。2010年研究所入所。主な出演作品:『夢から醒めた夢』、
『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ』、
『美女と野獣』、
『キャッツ』ランパスキャット、
『アラジン』アラジン、アンサンブル
子役時代
『ライオンキング』ヤング シンバ
- ①四季入団前にしていたこと
- 子役として『ライオンキング』のヤング シンバ役で出演したことはありましたが、高校卒業まで普通の学生生活を送っていました。
両親が音楽好きだったので、小さい頃からミュージカルを観る機会があり、それが毎回楽しみでした。小学1年生からは近所のジャズダンス教室に通い始めました。どの習い事も2週間と続かない中、ジャズダンスだけは続けられたんです。聞いた音楽を身体で表現するというのが、とても楽しかった。教室にはもう一人男の子がいましたが、その子はタップがとても上手で、教えてもらったりもしていました。
そんな時、将来ダンスの仕事をしたいならオーディション慣れをしなさい、とダンス教室の先生に言われて、『ライオンキング』の「ヤング シンバ」オーディションを小学2年生で受けました。音程感覚がゼロで、親は「落ちる」と思っていたようですが合格し、小学5年生から1年半程舞台に立ちました。周りの四季の俳優さんたちが、とても優しく、そして輝いていたのを覚えています。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 高校卒業後は大学に進学しようと思っていましたが、大学で何を勉強したいかわからない。親に相談したら「じゃあ、行かなくていいんじゃない」と言われました。
だったら、もう一度舞台の仕事をしようと思いました。ただ、ダンス以外に自分に出来る事はないと思っていたので、ダンサーになるという選択肢しか考えられませんでした。
その時、何も知らないところに行くのも怖いし、子役時代にお世話になった四季のイメージも良かったので、四季に入ろうと考えました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 受からなかったら、自分には才能がないということだから、その場合は真面目に勉強して、普通の仕事をするつもりでした。だから合格通知を受け取った時は心底安心しました。今までのジャズダンスを習ってきた時間が無駄にならなかったし、周りの人が楽しく遊んでいる時間を全部ジャズダンスのレッスンに費やした事が形になって嬉しかった。まさにオーディションは自分の人生の分岐点です。
- ④自身のオーディションエピソード
- 研究生のジャズダンスコースを受けました。本当に緊張をしました。
ダンス審査はジャズコンビネーションだったと思いますが、緊張のあまりオーディションの事は全然覚えていません(笑)。
『コーラスライン』の映画で、バレエを踊れない人がいきなり落とされるシーンを見て、慌ててバレエを高校3年生から習い始めました。
バレエを馬鹿にされるのが嫌で、バレエなんかやらないと思っていましたが、変に意地を張らずに早くから習っておけば良かったと思います・・・。
歌は小学校の同級生のお母さんがオペラをやっていて、子役時代に歌をみてもらっていたので、その方にまた教えてもらいました。台詞は何もやらずに受けました。 - ⑤入団してみての感想
- 四季以外で仕事をした事がないので、外のことは分かりませんが、四季の人はとても真面目だと思います。稽古中も公演中も、皆ものすごく向上心がある。たわいもない会話がいつの間にか舞台についての話になることもしばしばです。
そして、稽古場の数も多く、広さも十分で恵まれた環境だと思います。
『アラジン』で海外の第一線のスタッフと仕事が出来て、彼らの「明るいけれど厳しい」稽古の進め方にとても刺激を受けました。それと同時にいつでも出演のチャンスを与えてくれる劇団に甘えていたな、という事に気付かされました。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 受ける前にどんな事をやっていたとしても、無駄な事は無いと思います。あれもやる、これもやる、とどんな事にも貪欲でいる人の方が、この世界に向いているように感じます。
時の運というものもあるので、受かったらラッキー、というような気持ちで受けるのがいいのかもしれません。とにかく「やる気」「パッション」が大事です!
若手にたくさんのチャンスを与え、信じて育ててくれる劇団に感謝しています
2011年研究所入所。主な出演作品:『劇団四季ソング&ダンス The Spirit』、
『コンタクト』、
『ガンバの大冒険』潮路、
『美女と野獣』ベル、
『クレイジー・フォー・ユー』ポリー・ベーカー、
『アラジン』、
『キャッツ』タントミール、
『ノートルダムの鐘』エスメラルダ

宮田 愛
東京都出身。2011年研究所入所。主な出演作品:『劇団四季ソング&ダンス The Spirit』、
『コンタクト』、
『ガンバの大冒険』潮路、
『美女と野獣』ベル、
『クレイジー・フォー・ユー』ポリー・ベーカー、
『アラジン』、
『キャッツ』タントミール、
『ノートルダムの鐘』エスメラルダ
- ①四季入団前にしていたこと
- 体育大学卒業後、すぐに研究所に入所しました。
大学は舞踏科だったので、様々なジャンルのダンスを学び、サークル活動では自分で創作した作品をいろんな場所で披露したりしていました。特にジャズダンスに熱中し、スタジオに通い詰め、そのスタジオの紹介でレビューショーや歌手のバックダンサーなども務めた経験があります。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 初めて四季の作品を観たのは中学一年生のとき、『ライオンキング』でした。
部活動がダンスだったこともあり、観る前からすごく興奮していたのを今でも覚えています。冒頭の「サークル・オブ・ライフ」のシーンで圧倒されました。パーカッションの振動が伝わり、俳優の息づかいやエネルギーを肌で感じ、私の五感には収まりきらないくらいの衝撃と感動でした。初めての経験でした。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 以前から母に連れられて四季の作品はよく観に行っており、自然と憧れを抱くようになっていました。
ですが大学在学中に様々な世界を知り、将来どうするか迷っていました。そんな時に母が四季の研究生オーディションの募集を見つけてくれました。ただ、それが締切前日のことだったので、受けないと後悔すると瞬時に判断し、急いでオーディション準備をしたのを覚えています。 - ④自身のオーディションエピソード
- はじめは審査員がそうそうたるメンバーでかなり怖じ気づいていたと思います。ですが、審査員の方々に自分の踊りを見てもらえるだけで幸運で名誉なことだと考えたら、途端にやる気がみなぎりました。そのやる気が空回っていた部分もあったと思いますが(笑)、終わった後は、清々していた気がします。
- ⑤入団してみての感想
- 研究生時代は毎日が必死でした。苦手なバレエや歌に悪戦苦闘し、一人で焦っていたと思います。ですが、それを素直に受け止めて、先生方や先輩にたくさん質問しました。それらのアドバイスは今の私をつくり、自信に繋がっています。
ありがたいことに憧れであった『美女と野獣』のベル役や『クレイジー・フォー・ユー』のポリー役を演じるチャンスをいただきました。若手にたくさんのチャンスを与え、そして信じて育ててくれる劇団は本当に素晴らしいですし、感謝しています。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 大きな夢や憧れを抱いて受ける方がたくさんいらっしゃると思います。その思いを強く信じてどうぞ立ち向かってきてください。
劇団に入っても、上手くいかないこと苦しいことはたくさんあります。でも、その熱い思いさえ大切にしていれば劇団の全ての人が信じて支えて導いてくれます。一緒に頑張りましょう!!
他人と比べるのではなく、自分のできる精一杯で努力しよう
2011年研究所入所。主な出演作品:『ソング&ダンス65』、
『キャッツ』ボンバルリーナ、ディミータ、
『アラジン』女性アンサンブル6、
『ライオンキング』女性アンサンブル10、
『コーラスライン』ジュディ、
『ソング&ダンス The Spirit』女性ダンサー4

相原 萌
東京都出身。2011年研究所入所。主な出演作品:『ソング&ダンス65』、
『キャッツ』ボンバルリーナ、ディミータ、
『アラジン』女性アンサンブル6、
『ライオンキング』女性アンサンブル10、
『コーラスライン』ジュディ、
『ソング&ダンス The Spirit』女性ダンサー4
- ①四季入団前にしていたこと
- バレーボールに明け暮れる、普通の高校生でした。放課後の部活動が終わると、大好きなダンスのレッスンに励んでいました。
- ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 踊りは好きでしたが、周りのみんなと同じように大学に進学するつもりでした。
そんなときに『コーラスライン』を観て“自分もこれがやりたい!”“舞台が大好き!!”と気が付き、大学ではなく四季を目指すことにしました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 四季を受けたいとダンスの先生に相談したところ、研究生オーディションがあることを教えていただきました。
しかし、父から「大学に進学してからでも遅くないのではないか」というアドバイスもあり、今、オーディションを受けるべきか、ギリギリまで悩んでいました。 また、バレーボールで声を出す毎日で、いつもガラガラ声だったため、ほとんど歌えなかったことも悩んだ要因の一つです。
そんな中、母が「悔いのない選択をしなさい。あなたの人生だから」と背中を押してくれたことが大きな支えに。高校在学中に受験することを決めました。 - ④自身のオーディションエピソード
- 双子の妹の茜と一緒に受験したのですが、あいうえお順だったため、一番にふたり並んで踊りました。
名前が呼ばれるたびに、「はいっ!!」「よろしくお願いします!!」「ありがとうございました!!」とふたりで争うように返事していました。
待合室では、周りの方がみんなバレエや声楽のスペシャリストに見えて、片隅で緊張していたのをよく覚えています。 - ⑤入団してみての感想
- 同じ研究生の中には、バレエの海外留学を経験された方や大学で声楽を専攻した歌手の方が大勢いました。その中で、“自分には何もない”と、どんどん自分が小さくなっていく気がしました。
そんな時、浅利慶太先生から「自分の時計で測りなさい」と言葉をかけていただき、他人と比べるのではなく、自分のできる精一杯で努力しようと思えるようになりました。
初舞台の『ソング&ダンス The Spirit』では、稽古に取り組む先輩方の姿を目の当たりにして驚きました。キラキラとした舞台の裏には言葉通り血の滲むような努力があったのだと、その時の衝撃は今も忘れられません。それから現在まで、四季の厳しく甘えの許されない環境で過ごせたことで、自分と向き合い、舞台のために一歩ずつ歩んでこられたのだと感謝しています。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- オーディションを受ける前に悩んでいたとき、私もこの『俳優たちの声』を読んでいました。経歴のない自分がこうして舞台に立てているのは、四季が誰にでも広く門戸を開いているからだと実感しています。
入団してからは毎日が自分との闘いで、あっという間に月日が経ってしまいましたが、あの時チャレンジしてよかったと、心から思います。
オーディション前は不安になったり、苦しくなったりすることもたくさんあると思いますが、やるべきことだけに目を向けて、この日々を思いっきり味わってください。
いつかお会いできる日を楽しみに、私も頑張ります。
クラシックバレエ
バレエで行き詰まっていた私が、また夢中で学びたいと思うことができ、嬉しかったです
2005年11月オーディション合格。主な出演作品:『オペラ座の怪人』メグ・ジリー、
『はだかの王様』王女サテン、
『美女と野獣』バベット、
『人間になりたがった猫』ジリアン、
『アンデルセン』マダム・ドーロ、
『コーラスライン』クリスティン、
『赤毛のアン』ダイアナ・バリー、
『キャッツ』タントミール

小川 美緒
広島県出身。2005年11月オーディション合格。主な出演作品:『オペラ座の怪人』メグ・ジリー、
『はだかの王様』王女サテン、
『美女と野獣』バベット、
『人間になりたがった猫』ジリアン、
『アンデルセン』マダム・ドーロ、
『コーラスライン』クリスティン、
『赤毛のアン』ダイアナ・バリー、
『キャッツ』タントミール
- ①四季入団前にしていたこと
- 3歳からクラシックバレエを続けてきました。ローザンヌ国際バレエコンクールに出たことがきっかけで留学が決まり、ドイツ・ミュンヘンのバレエ学校で3年間学び、卒業後はドイツのバレエ団で踊っていました。
- ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- ドイツではバレエ漬けの毎日でとても充実した経験ができたのですが、実は5年目に、挫折し、ボロボロになりました。バレエを辞めて大学に入り、勉強して違う道へ進もうかと悩み苦しんでいた時、知人が劇団四季でバレリーナを募集していると教えてくれたんです。高校時代に『オペラ座の怪人』を観てとても感動したのを憶えていましたが、バレエしかやっていない私が入れる世界ではないと思っていたので、驚きました。
「こんな素敵な作品をやっている四季に、もし私も入れる可能性があるのなら…」と、すぐにドイツで四季の事を調べ、ドイツで四季がやっているのと同じ演目のミュージカルを観ました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- ずっと頑張ってきたバレエで一度はボロボロになった私ですが、「バレエの経験を活かしたい。四季で一から歌と芝居を学び、自分の可能性が広がるなら」と、オーディションに挑みました。
- ④自身のオーディションエピソード
- バレエは身体で表現するもので、舞台で声は使いません。人前で歌ったり喋ったりしたことがなかったのですが、オーディションの歌審査で『コーラスライン』の小さなソロを歌いました。とても緊張したのを憶えています。
- ⑤入団してみての感想
- 四季に入り、歌や芝居の稽古ができることが、難しくもありとても楽しくもありました。初めてのことなので、下手だし何が正解か分からなかったのですが、分からないからこそ満足することなく、稽古するしかない。バレエで行き詰まっていた私が、また夢中で学びたいと思うことができ、嬉しかったです。
親身になって教えてくださる先輩方に出会えたこと、そして、稽古に専念できる恵まれた環境、感謝の気持ちでいっぱいです。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 四季にはたくさんの可能性があります。バレエを頑張っている皆さん、四季でもっともっと自分の幅を広げてみませんか? 一緒に頑張れる日を楽しみにしています。
恵まれた環境の中、作品と共に成長していけると思います
2012年7月オーディション合格。主な出演作品:『ウェストサイド物語』ポーリン、
『思い出を売る男』シルエットの女、
『キャッツ』タントミール、ジェミマ、
『はだかの王様』、
『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ、60 感謝の花束』、
『アンデルセン』

間辺 朋美
神奈川県出身。2012年7月オーディション合格。主な出演作品:『ウェストサイド物語』ポーリン、
『思い出を売る男』シルエットの女、
『キャッツ』タントミール、ジェミマ、
『はだかの王様』、
『劇団四季ソング&ダンス 60 ようこそ劇場へ、60 感謝の花束』、
『アンデルセン』
- ①四季入団前にしていたこと
- 新国立劇場バレエ団で踊っていました。
- ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 『キャッツ』を観て衝撃を受けたことがきっかけです。 それまでバレエしか踊ったことがなかった自分にとって、バレエ、ジャズ、タップと、異なるダンスを踊りこなすこと。そしてさらに同時に歌と芝居もするということに、驚きと魅力を感じました。バレエ以外の踊りにも興味を持っていたため、「こんなふうに様々なジャンルのダンス、そして歌、芝居を習得したらどんな世界が待っているんだろう」。そう思い、四季への入団を目指しました。
- ③オーディションを受けたきっかけ
- 四季を目指し始めてすぐに、オーディションが開催されることをウェブサイトで知りました。 歌やお芝居は未経験で、バレエしか出来ないような状態でしたが、「四季に入団したい!」と、思い切ってチャレンジしました。
- ④自身のオーディションエピソード
- 目の前に10名以上の審査員がズラリと並んでいる前で、踊るという、まさにドラマなどで見るような光景。とても緊張しました。周りの受験者たちのレベルが高く、みんな上手で圧倒されましたが、自分を信じて踊りきりました。
- ⑤入団してみての感想
- 四季には「見る天国、やる地獄」という言葉がありますが、日々の稽古は本当にハード。 クリアしなければならない課題に毎日追われ、時には終電で帰り、翌日早朝から稽古…ということも少なくありません。 体はヘトヘトになりますが、その分、お客様からいただく拍手は格別です。厳しくも、演出スーパーバイザーや先輩方の親身な指導があるからこそ、ロングランという長い公演の中でも、毎日舞台に立ち続けられるのだと実感しました。
また四季にはたくさんの稽古場のほか、医務室や、トレーニングルーム等もあり、俳優にとってはとても恵まれた環境です。また、研究室と呼ばれる個室がたくさんあるため、私のように歌唱の経験がないまま入団した人も、しっかり稽古に打ち込める設備が整っています。恵まれた環境の中、作品と共に成長していけると思います。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- オーディションは緊張しましたが、審査員の方は技術だけではなく、その人にしかない個性や魅力を見出していると思います。「四季に入りたい!」「この役がやりたい!」といった熱い思いをもって、オーディションに臨むことが大切だと思います。 あとは自分を信じて、頑張ってください!
海外
自分が努力さえすれば、夢は叶う、それが四季です
2006年10月オーディション合格。主な出演作品:『アラジン』、
『ライオンキング』、
『劇団四季ソング&ダンス The Spirit、60 感謝の花束』、
『キャッツ』タンブルブルータス、
『ウェストサイド物語』ディーゼル、
『コンタクト』、
『リトルマーメイド』

大森 瑞樹
中国出身。2006年10月オーディション合格。主な出演作品:『アラジン』、
『ライオンキング』、
『劇団四季ソング&ダンス The Spirit、60 感謝の花束』、
『キャッツ』タンブルブルータス、
『ウェストサイド物語』ディーゼル、
『コンタクト』、
『リトルマーメイド』
- ①四季入団前にしていたこと
- ごく普通の学生でした。スポーツが好きで、バスケットボールや短距離走をやっていました。
12歳の時に社交ダンスを始めました。父の知り合いの娘さんにペアの相手が居ないというので声が掛かったんです。やっているうちに好きになって、社交ダンスの学校に入学し1年くらい勉強していたのですが、ペアがうまく組めなくて、社交ダンスは辞めました。
その頃、北京で『キャッツ』を観てミュージカルに憧れを抱くようになり、ミュージカルが学べる北京舞踊学院の附属高校に入学。ミュージカル学科に4年通い、18歳の時に四季のオーディションを受けました。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 高校の先生が、四季に在籍していたことのある俳優さんだったので、四季の事は学校でも有名でした。中国ではミュージカルといえば、四季と言うくらい、とても有名なんです。
ただ、その時は四季を意識してはいましたが、絶対に入る!というような強い気持ちはまだありませんでした。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 北京でオーディションが開催されることになり、学校の先生の勧めで受験しました。
- ④自身のオーディションエピソード
- ジャズコンビネーションを踊りました。全然ジャンプしなくていいところで、もの凄い高いジャンプをしていたのを今でも覚えています!
歌は、『レ・ミゼラブル』の「Stars」を歌いましたが、緊張し過ぎてあまり覚えていません。でも、オーディションをとても楽しいと感じました。とにかく新鮮でした(ちなみに大空卓鵬くんも同じオーディションを受けていました)。
オーディションを受けたその日に合格発表があったのですが、あまりにも信じられなくて、四季から正式な通知(契約書)が届いて初めて、受かったんだと実感しました。 - ⑤入団してみての感想
- 一番感謝しているのは、舞台の出演経験がなくても、いろいろ教えてもらえたこと。それに広い稽古場で毎日レッスンが受けられ、素晴らしい環境です!
来日して1年半くらいは、日本語が少ししか話せず、言われていることもわからない状態でした。荷物をまとめて帰ろうと思った事もありましたが、「俺は男だ!」と自分に言い聞かせ、「これで帰ったら恥ずかしい。やらずに帰って後悔するくらいなら、やってから後悔した方がいい!いろいろな舞台に立ちたい」と日本語を必死で勉強しました。劇団には中国人俳優の先輩や仲間たちもいましたが、皆がライバル、自分がやるしかないという気持ちでした。
来日して半年〜1年後に『ライオンキング』で初舞台を踏み、その後『キャッツ』にも出演する事が出来ました。稽古は、ただただ大変で、精神的にとても辛いものです。作品によってスタイルも異なるので、とにかく先輩方に付いていくしかありませんでした。
これまでたくさんの作品に出演するチャンスをいただきましたが、毎日が挑戦です。同じダメが出ないように必死に稽古を重ねています。
いつかは『アイーダ』のラダメスや『キャッツ』のラム・タム・タガー、『ユタと不思議な仲間たち』のゴンゾをやってみたい。とにかく挑戦したいものがたくさんあります!
四季には、チャンスがたくさんあります。あとは自分が努力さえすれば、夢は叶う。それが四季です。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 受けないで後悔するより、受けてから後悔したほうがいい。チャンスは逃げたらなくなってしまいます。次のチャンスを待っていたらもったいない。
自分の力を出し切って頑張ってください!
基礎を劇団四季で学び、俳優として成長したいと思いました
2009年10月オーディション合格。主な出演作品:『エクウス』、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジーザス、ペテロ、
『ガンバの大冒険』シジン、
『はだかの王様』デニム、
『リトルマーメイド』エリック、
『ウェストサイド物語』トニー、
『李香蘭』王玉林
『オペラ座の怪人』ラウル。

神永 東吾
韓国出身。2009年10月オーディション合格。主な出演作品:『エクウス』、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』ジーザス、ペテロ、
『ガンバの大冒険』シジン、
『はだかの王様』デニム、
『リトルマーメイド』エリック、
『ウェストサイド物語』トニー、
『李香蘭』王玉林
『オペラ座の怪人』ラウル。
- ①四季入団前にしていたこと
- 韓国の芸術大学で舞台俳優になるための勉強をしていました。
- ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 大学の3年生の時、劇団四季のレッスンに参加したり、稽古や公演を観たりする一週間のワークショップがあり、それに参加しました。
参加するうちにここで活動したい、という思いが芽生えました。基礎を劇団四季で学び、俳優として成長したいと思ったんです。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 一般的な四季のオーディションとは異なるのですが、ワークショップの期間中、突然オーディションが行われました。そこで合格し、今に至ります。
- ④自身のオーディションエピソード
- 予定になかったオーディションだったため、何が起きているのか分からない状態で受験しました。ですが、いつでもオーディションを受けられるように常にレパートリーを準備していたので、その中から歌いました。
オーディション会場となった稽古場の雰囲気や緊張感は今でも忘れられません。 - ⑤入団してみての感想
- 日本語が話せなかったので、入団当初は毎日レッスンに加えて、日本語の文法の勉強もありました。話には聞いていましたが、想像以上に辛い日々でした。
緊張感を持って毎日自分を高め続けないと、周りに置いていかれるし、出演も叶わない。話を聞く限りでは他の劇団よりはるかに厳しい環境だと思います。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 目的意識をはっきり持って臨んで欲しいと思います。
入団したからと言って、必ずメインの役を演じられるとは限りません。自分の思い通りにならなくても舞台に感謝できるか、上を目指し続けられるか、ということを自問自答し、覚悟を持って挑んで欲しいと思います。
僕の好きな言葉に「神様は乗り越えられる試練しか与えない」というものがありますが、四季は本当にこの言葉の通りだと思います。自分を信じて歩んでいって欲しいと思います。
厳しいけれど温かみのある劇団で活動できることを誇らしく思っています
ツェザリ
ポーランド出身。
2014年6月オーディション合格。主な出演作品:『コンタクト』、
『クレイジー・フォー・ユー』、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』、
『オペラ座の怪人』
『ライオンキング』

ツェザリ
モゼレフスキー
ポーランド出身。2014年6月オーディション合格。主な出演作品:『コンタクト』、
『クレイジー・フォー・ユー』、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』、
『オペラ座の怪人』
『ライオンキング』
- ①四季入団前にしていたこと
- 10歳の時に故郷・ポーランドのバレエスクールに通い始め、そこに9年間所属していました。その時、様々なダンスのワークショップやコンテストにも参加しました。
19歳からの3年間はポーランドの国立バレエ団でプロのバレエダンサーとして活動をしていました。ここでの経験はバレエダンサーとして、とても貴重だったと思いますし、バレエ団で培った技術や表現力は、現在劇団四季でも活かせていると思います。 - ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- プロのバレエダンサーとして活動してきましたが、バレエ以外のダンスにも常々興味を持っていて、他のジャンルもできるダンサーにいつかなりたいと思っていました。
そんな折、劇団四季の『ライオンキング』の開幕ドキュメント映像をテレビで観る機会があり、その映像を見た時にバレエとは違うものに挑戦したいと思いました。 - ③オーディションを受けたきっかけ
- 何でもチャレンジをするのが好きな性格なんです。
僕にとってチャレンジのない人生はそこで「負け」です。だから自分の人生を見つめ直し、変えることを決心しました。自分の選んだ道に悔いはありません。 - ④自身のオーディションエピソード
- オーディションではテクニックを見せることが一番重要な訳ではないので、オーディションの間はいつも静かに、穏やかに、リラックスすることを心掛けています。自分の培ってきたスキルを信じ、そしてダンス審査の際は心の奥底から湧き出る感情を表現しようとしました。
- ⑤入団してみての感想
- 外国人である私にとって入団当初は何をするにしても困難なことばかり、特に言語が一番の問題でした。しかし入団して半年経った今、日本語、ジャズダンスやタップダンス、演技等のスキルは徐々に向上していると実感しています。
それにもし何か問題に直面したとしても、先輩方がいつでも手を差し伸べてくれます。
厳しいけれど温かみのある劇団の環境の中で活動ができているということを誇らしく思っています。 - ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- チャレンジをすることが好きで、野心があり、努力家ならば、劇団四季はぴったりの場所だと思います。舞台上でお客様から拍手をいただき、お客様の幸せそうな顔を見る瞬間というのは、私たち俳優にとってこの上ない幸せです。そして、劇団四季の一員として活動していることに幸せを感じる瞬間でもあります。この感覚を一緒に味わいましょう。
設備が整った環境で、大好きな音楽に囲まれて過ごせることが嬉しいです
2009年オーディション合格。主な出演作品:『ソング&ダンス65』、
『リトルマーメイド』アリエル、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』マグダラのマリア
『ライオンキング』ナラ、
『マンマ・ミーア!』ソフィ・シェリダン、
『ウィキッド』グリンダ

谷原 志音
韓国出身。2009年オーディション合格。主な出演作品:『ソング&ダンス65』、
『リトルマーメイド』アリエル、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』マグダラのマリア
『ライオンキング』ナラ、
『マンマ・ミーア!』ソフィ・シェリダン、
『ウィキッド』グリンダ
- ①四季入団前にしていたこと
- 大学でクラシックの声楽を勉強していましたが、先生の勧めで他の大学でも演技や舞台芸術を学んでいました。
- ②四季を目指そうと思ったきっかけ
- 大学で四季に関する資料を見た時に、絶対にここに入って舞台に立ちたいと思いました。
- ③オーディションを受けたきっかけ
- 大学在学中に四季のワークショップに参加し、その際に観た舞台にとても感動しました。そして、四季の方々と同じ舞台に立ちたいと、さらに想いを強くしました。
- ④自身のオーディションエピソード
- 四季のレパートリー作品のナンバーでもある大好きな曲でオーディションに臨もうと会場に入ると、実際に舞台で歌っている俳優の方が審査員として目の前にいらっしゃいました!言いようのない緊張感に包まれて、あっという間のオーディションでした。
- ⑤入団してみての感想
- 個人の稽古やレッスンに専念できる設備が整っている中で、大好きな音楽に囲まれた環境にいられることが、とても嬉しいです。
- ⑥オーディションを受ける方々へのメッセージ
- 勉強と稽古と緊張の毎日ですが、舞台での達成感は何ものにも代えがたい貴重な体験です。ぜひ一緒に舞台を創りましょう。
ヴォーカルクラシック
飯田 洋輔
福井県出身。2004年8月オーディション合格。主な出演作品:『美女と野獣』ビースト、
『キャッツ』アスパラガス=グロールタイガー、
『壁抜け男』デュティユル、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』カヤパ、ペテロ、
『人間になりたがった猫』ダドベリ
食堂、医務室もあり、体の面でのサポートも充実しています。
また、「こころの劇場」など舞台を通して社会貢献活動に参加できることは大変やりがいのあることだと思います。
またもし入団が叶ったとしても、舞台を創る上ではたくさんの辛いことや苦しいことがあります。しかしそれを乗り越え、お客様の拍手をいただいた時、それらはすべて吹き飛びます。
皆さんと一緒に舞台創りができる日を楽しみにしています。
山本 紗衣
東京都出身。2010年研究所入所。主な出演作品:『リトルマーメイド』、
『ジーザス・クライスト=スーパースター』マグダラのマリア、
『ウェストサイド物語』ソプラノ・ソロ、マリア
『オペラ座の怪人』クリスティーヌ、
『劇団四季FESTIVAL! 扉の向こうへ』シンガー
大学入学前は小学校1年生から高校2年生まで合唱団で活動していました。
まだ3年生だったので受験するかどうか迷いましたが、次の年の予行演習だと思ってチャレンジすることに決めました。
今思うと熱のせいで余計な力が抜け、ほとんど緊張せずに歌えたのが逆に良かったのかもしれません。
今、厳しい稽古や本番を乗り越えられるのも、この研究所での1年があったからだと思います。
でも審査員は悪いところを探そうとしているのではないと思います。その人の良いところを真剣に見つけようとする味方ですし、自信を持ってトライすればきっと悔いの残らないパフォーマンスができるはずです!私も応援しています!頑張ってください!
岩城 あさみ
愛知県出身出身。2014年オーディション合格。主な出演作品:『オペラ座の怪人』クリスティーヌ、
『ウエストサイド物語』マリア、
『キャッツ』シラバブ
高校生の時に歌と出会い、国立の芸術大学に進学。イタリアオペラを中心に勉強していました。