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沿革

1953年
劇団四季結成(7月14日)。浅利慶太により創設。創立メンバーは浅利を含め、日下武史、吉井澄雄ら10名。
1954年
第1回公演『アルデール又は聖女』(ジャン・アヌイ)、『アンチゴーヌ』(アヌイ)、『間奏曲』(ジャン・ジロドゥ)を上演。以後もアヌイ・ジロドゥ作品を中心に上演。
1955年
『野生の女』(ジャン・アヌイ)が大入りと成り、初めて新聞批評に取り上げられる。
1956年
恵比寿に稽古場・事務所・演劇研究所を開設。演劇雑誌「四季」創刊。
1957年
『アンチゴーヌ』『父親学校』(ジャン・アヌイ)を仙台で上演。初めての旅公演。
1958年
創立5周年。記念公演としてジロドゥ作品『永遠の処女』『アンフィトリオン 38』『間奏曲』『ジークフリート』を連続上演。初期演劇運動の総決算として、創立以来の宿願であった『オンディーヌ』(ジロドゥ)を上演。
1960年
有限会社劇団四季となる。日本の若手作家の創作劇を連続上演。石原慎太郎『狼は生きろ豚は死ね』、寺山修司『血は立ったまま眠っている』など。
1963年
創立10周年。記念公演として『永遠の処女』などジロドゥ、アヌイ4作品を1ヶ月にわたり交互上演。
1964年
日生名作劇場“こどものためのミュージカル・プレイ”がスタート。第1回は『はだかの王様』(寺山修司脚本)。年間公演回数100回を突破。
1965年
『オンディーヌ』が日生劇場開場以来の大入り。新稽古場と事務所を代々木に落成(元代々木アトリエ。現浅利演出事務所)。
1967年
「有限会社劇団四季」を「四季株式会社」に組織変更。
1968年
『ハムレット』を上演。舞台美術にロイヤル・シェイクスピア劇団主席デザイナー、ジョン・ベリー招聘。
1969年
『白痴』(ドストエフスキー)上演。本格的な全国公演がスタート。
1971年
越路吹雪と四季の組み合わせで新型公演を開始。第1回は『越路吹雪ドラマチックリサイタル─愛の讃歌─』。
1972年
四季初のブロードウェイ・ミュージカル『アプローズ』上演のため、国内初の公開オーディションを実施。
1973年
創立20周年。ロック・オペラ『イエス・キリスト=スーパースター』をサンプラザホールで上演。
『探偵』(アンソニー・シェーファー)、『フェードル』(ラシーヌ)上演。
1974年
『ウェストサイド物語』初演。
1975年
『エクウス』(ピーター・シェーファー)上演。文化庁芸術祭大賞受賞。
1976年
『ジーザス・クライスト=スーパースター』(エルサレム・バージョン)を上演。
1977年
「母と子のヤクルト名作劇場」で『ユタとふしぎな仲間たち』初演。『ヴェニスの商人』を新解釈による演出で上演。
1978年
創立25周年。『櫻の園』上演。演出にアンドレイ・シェルバンを招聘。
1979年
日生名作劇場『人間になりたがった猫』初演。『コーラスライン』初演。
1980年
『エレファントマン』(バーナード・ポメランズ)上演。舞台美術家・金森馨、越路吹雪逝去。
1981年
『ちいさき神の作りし子ら』(マーク・メドフ)開幕目前に、主演の影万里江逝去。
1982年
『エビータ』上演。
1983年
創立30周年。横浜市青葉区あざみ野に「四季芸術センター」を新設。東京・西新宿に専用劇場「キャッツ・シアター」を建設し、『キャッツ』上演。日本演劇史上初となるロングラン興行に挑む。コンピューターによるチケット販売システム(チケットぴあ)始動。
1984年
劇団四季後援組織「四季の会」設立。『キャッツ』1年間のロングランを達成し閉幕。
1985年
『キャッツ』大阪公演開幕。オリジナルミュージカル『ドリーミング』を青山劇場こけら落とし公演として上演。ミラノ・スカラ座で、浅利慶太演出『蝶々夫人』を上演。
1986年
13ヶ月のロングランを達成し、『キャッツ』大阪公演閉幕。創立メンバーのひとり・藤野節子逝去。
1988年
創立35周年。日生劇場で『オペラ座の怪人』を5ヶ月上演。初の海外公演として、中国・北京で『ハンス』を上演。『キャッツ』名古屋初演。『夢から醒めた夢』を一般ミュージカルとしてリニューアル上演。
1989年
新演出のオリジナルミュージカルとして『ユタと不思議な仲間たち』上演。名古屋『キャッツ』1年間のロングランを達成して閉幕。年間公演回数1000回を突破。
1990年
福岡で『キャッツ』上演。7ヶ月のロングラン。松竹との初提携により『オペラ座の怪人』を新橋演舞場で上演。
1991年
『ミュージカル李香蘭』初演。『キャッツ』札幌初演、11ヶ月のロングラン。『ジーザス・クライスト=スーパースター』で英国のジャパン・フェスティバルに参加。ロンドンでジャポネスク・バージョンを上演。
1992年
『アスペクツ オブ ラブ』上演。日中国交正常化20周年を記念し、『ミュージカル李香蘭』を中国4都市(北京/長春/瀋陽/大連)で上演。大阪『キャッツ』再演スタート。「四季の会」会員向けにチケットの自動予約システムを始動。『思い出を売る男』(加藤道夫)上演。
1993年
創立40周年。『クレイジ―・フォー・ユー』初演。札幌駅構内に「JRシアター」開場。日本にミュージカルを定着させた功績に対して、劇団四季が菊池寛賞を受賞。
1994年
韓国・ソウルで戦後初の日本語ミュージカルとして『ジーザス・クライスト=スーパースター』を上演。長野県大町市に「四季演劇資料センター」を開設。
1995年
品川で東京3度目の『キャッツ』開幕。大阪初の専用劇場「MBS劇場」開場。東京・赤坂に「赤坂ミュージカル劇場」建設。東西両劇場で初のディズニーミュージカル『美女と野獣』の同時無期限ロングラン公演がスタート。
1996年
福岡に劇団初の常設劇場「福岡シティ劇場」(現キャナルシティ劇場)が開場。年間公演回数2000回、入場者数200万人を突破。
1997年
名古屋に専用劇場「名古屋ミュージカル劇場」が開場。アジア舞台芸術祭に招聘され、『ミュージカル李香蘭』をシンガポールで上演。
1998年
創立45周年。長野冬季オリンピック文化・芸術祭に四季俳優陣が出演。舞台装置・衣裳・振付・演出すべてをバージョンアップし、福岡で『キャッツ』再演。首都圏初の常設専用劇場、JR東日本アートセンター「四季劇場[春][秋]」を東京・浜松町に開場。[春]で『ライオンキング』のロングランが開幕。
1999年
大阪「大阪MBS劇場」開場。『ライオンキング』を上演し、再び東京と同時公演。名古屋でも「新名古屋ミュージカル劇場」が開場。中国人キャスト・スタッフによる『美女と野獣』北京ロングラン公演を全面的に支援。『壁抜け男』福岡で初演。
2000年
劇団四季オフィシャルウェブサイトスタート。座席位置を指定して予約できる画期的なシステムが始動。
2001年
公共ホールを使用して、仙台・静岡・広島で『オペラ座の怪人』上演。オリジナルミュージカル『異国の丘』が四季劇場[秋]で開幕。5ヶ月という画期的なロングランに。大阪で『キャッツ』が日本公演通算5000回を達成。
2002年
新装・京都劇場のこけら落とし公演として『オペラ座の怪人』開幕。東京・汐留再開発エリアに、電通四季劇場[海]開場、『マンマ・ミーア!』初演。
2003年
創立50周年。ディズニーミュージカル第3弾『アイーダ』が大阪で初演。「自由劇場」が東京・浜松町に開場。
2004年
東京・五反田/大崎に「キャッツ・シアター」を建設し、東京4度目となる『キャッツ』が開幕。オリジナルミュージカル『南十字星』が開幕し、昭和の歴史三部作が完結。携帯チケット予約サービス開始。
2005年
関西地区の新拠点として「大阪四季劇場」が、西梅田の複合商業施設内に開場。こけら落とし公演は『マンマ:ミーア!』。『夢から醒めた夢』6ヶ月ロングラン、日本オリジナルミュージカル史上最長記録を達成。日産労連クリスマスチャリティー公演30周年・招待者100万人突破。小学校5、6年生向けの四季俳優による出張授業『美しい日本語の話し方教室」を開始。
2006年
四季初の三島由紀夫作品として『鹿鳴館』を「自由劇場」で上演。横浜市青葉区に新稽古場「四季芸術センター」が完成。『ライオンキング』韓国公演がソウル「シャルロッテ劇場」で開幕。
2007年
『ウィキッド』初演。いじめの社会問題化を受け、“生命の尊さ、大切さ”を描いた『ユタと不思議な仲間たち』に全国25万4000人の児童を招待。『ライオンキング』韓国公演、韓国ミュージカル史上最長ロングラン(1年間・330回)を達成し閉幕。
2008年
創立55周年。大型児童招待事業「こころの劇場」スタート。40万人を超える児童・生徒を招待。浅利慶太演出による北京人民芸術劇院『ハムレット』を北京で上演。『ライオンキング』東京公演10周年。日本のミュージカル史上初、同一の劇場での連続公演の快挙。
2009年
旗揚げ作品『アルデール又は聖女』26年ぶりに再演。『春のめざめ』初演。『キャッツ』横浜公演開幕。『オペラ座の怪人』日本公演通算5000回達成。
2010年
劇団四季版『サウンド・オブ・ミュージック』上演。『キャッツ』日本公演通算7486回達成、ブロードウェイのロングラン記録を更新。四季と北京人民芸術劇院が、浅利慶太演出『ハムレット』を「自由劇場」で連続上演。「四季劇場[夏]」(東京・大井町)開場。こけら落とし公演は『美女と野獣』。
2011年
「北海道四季劇場」(札幌)開場。「開場記念芸術祭」と称して『エビータ』『赤毛のアン』を、その後、グランドオープニング作品として『ライオンキング』を上演。『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演を被災地3県13都市の体育館などで上演。
2012年
『ユタと不思議な仲間たち』東北特別招待公演を被災地4県9都市の体育館などで上演。
2013年
創立60周年。『ライオンキング』上演15年で『キャッツ』の国内上演最多記録を更新。『オペラ座の怪人』上演25周年。ディズニーミュージカル第4弾『リトルマーメイド』「四季劇場[夏]」で初演。
2014年
大型児童招待事業「こころの劇場」東京公演の会場が、日生劇場より四季劇場[秋]へ移動。『美女と野獣』日本公演通算5000回達成。
2015年
四季との提携20周年の節目にディズニーミュージカル第5弾『アラジン』上演。『ライオンキング』日本公演通算10000回達成。
2016年
2月、ジェローム・ロビンス財団の公認振付師ジョーイ・マクニーリー氏を演出家に招聘し、新演出版『ウェストサイド物語』を上演。
10月、東海エリアにおける新たな拠点として名古屋四季劇場が開場。オープニング作品として、ディズニーミュージカル『リトルマーメイド』を上演。
12月、海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』が四季劇場[秋]で初演。
2017年
東京・竹芝エリア再開発事業のため、四季劇場[春]が5月で、四季劇場[秋]が6月で一時閉館(2020年に再開予定)。開場以来18年間ロングラン公演を続けてきた『ライオンキング』は7月から四季劇場[夏]へ会場を移し、再スタート。
海外新作ミュージカルとして『パリのアメリカ人』の上演を発表(公演は2019年1月より)。
2018年
7月13日、劇団四季創立者で演出家の浅利慶太が永眠(享年85)。
6月、ストレートプレイ『恋におちたシェイクスピア』が東京で初演。
12月、ディズニーミュージカル『ライオンキング』が日本上演20周年を迎える。
新作ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』の製作を発表(上演は2019年4月より)。新作の創作は、ファミリーミュージカルとして26年ぶり。
2019年
1月、海外新作ミュージカル『パリのアメリカ人』初演。
3月、ミュージカル『キャッツ』日本公演通算10000回達成。
4月、新作ファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』初演。
浅利慶太追悼公演として12月まで5作品を連続上演(『ユタと不思議な仲間たち』、『ジーザス・クライスト=スーパースター』〈エルサレム・バージョン〉、『エビータ』、『ミュージカル李香蘭』、『思い出を売る男』)。
2020年
10月、新作オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』初演。一般向けオリジナルミュージカルの創作は16年ぶり。
同月、一時閉館していた四季劇場[秋]が、新劇場・JR東日本四季劇場[秋]として3年ぶりに開場。オープニング作品は『オペラ座の怪人』。
※新型コロナウイルス感染症対応により、2月末から公演中止。中止期間は約4ヵ月半に及んだ。
2021年
1月、JR東日本四季劇場[春]が開場。こけら落とし公演は『劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~』。
6月、ディズニーミュージカル『アナと雪の女王』が東京で初演。
8月、新作ファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』が東京で初演。
9月、ディズニーミュージカル『ライオンキング』が四季劇場[夏]から有明四季劇場へ会場を移し、再スタート。
12月、劇団四季初のコンサート公演『劇団四季のアンドリュー・ロイド=ウェバー コンサート~アンマスクド~』が開幕。
2022年
4月、新作オリジナルミュージカル『バケモノの子』が東京で初演。
10月、東京ディズニーリゾート®内の舞浜アンフィシアターにて、ディズニーミュージカル『美女と野獣』が開幕。本公演より舞台美術を一新、台本・演出もリニューアル。また、同劇場での公演は四季として初。
2023年
創立70周年。
4月、新型コロナウィルス感染症の影響で劇場での活動を休止していた「こころの劇場」が再開。
6月、「ニッセイ名作シリーズ」日生劇場公演として新作ファミリーミュージカル『ジャック・オー・ランド ~ユーリと魔物の笛~』が初演。
11月、ミュージカル『キャッツ』が日本上演40周年。
12月、ディズニーミュージカル『ライオンキング』が日本上演25周年。