主人公を演じていた子役のキラキラした目。吸い込まれるように、物語へ入っていきました。劇団四季の作品は、毎回毎回、そうくるんだ!うわっ、やられたー、となり、それが、たまらなく楽しみです。今回も、舞台の上で役者さんたちの情景、背景がどんどん変わり、見事な東京・渋谷、そしてバケモノの世界が描かれていました。
物語が進むにつれ、私の感覚が研ぎ澄まされていくのを感じました。人間の心の中にあるマイナスの感情が膨らみ憎悪となる。バケモノからピュアな心の美しさを感じながら、成長していく主人公。自分はどうだろうか?と深く考えさせられました。自分と向き合いたい時、心をクリーニングしたい時、ぜひ、観ていただきたいです。