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経営スタッフ座談会

東京営業部「都下チーム」スタッフ紹介

小松 由佳

2009年入社。約7年半名古屋営業に配属し、2016年より東京営業部に異動。「都下チーム」のリーダーを務める。

山口 万由子

2014年入社。東京営業部、全国・新都市営業部 仙台オフィスを経て、2016年より再び東京営業部に配属。

木﨑 蓮

初の劇団四季は、高校3年生の時に芸術鑑賞会で観た『ライオンキング』。2016年入社、東京営業3年目。

村上 瑛美

たくさんの人に舞台を観てもらう機会を作りたいと、入社を志す。2018年入社、東京営業1年目。

橋本 亮一

演劇の魅力を全国に届けたいと、入社を志す。2018年入社、東京営業1年目。

座談会

劇団四季の「営業部」は、四季の舞台の感動を、専用劇場のある都市をはじめ、日本全国に届ける仕事です。
チケット販売のほか、公演計画・宣伝計画・プロモーション計画の立案や、協賛社(スポンサー)獲得、公演を成功に導くためのマーケティングなども行います。チケットは単なる宣伝だけで売れるものではありません。特にロングラン公演ともなれば、より長期的なブームアップを図る必要があります。
そこで、経営企画部、広報宣伝部、カスタマー部などの関係部署、ときには俳優やスタッフとも相談しながら、より効果的なプロモーションを行います。

そんな営業部では、日々どのように仕事が進められているのでしょうか?入社10年目の小松由佳がリーダーを務める東京営業部「都下チーム」のメンバーに、実際の仕事内容や醍醐味を聞きました。

“舞台を売る”という仕事

まず、「都下チーム」のお仕事とは、どんなものなのでしょう?

小松

「都下」とは、東京都の23区外の全エリアを指します。基本的には、その地域の地元企業や学校、官公庁といった諸団体へ伺い、福利厚生や芸術鑑賞といった形でチケットを買っていただくことです。ただし、それ以外にも他地域のサポートに入ったり、「公演担当」としてその公演に関係する各部署の調整・連携に務めたりと、幅広い業務を受け持っています。

劇団の営業というと「手売り」の印象が強いですが、あくまで団体との契約が中心ということですね。そのアプローチ先はどのようなところなのでしょうか?

木﨑

誰もが知る大企業から地元の商店街まで、お客様は多種多様なので、アプローチも千差万別です。大企業の担当者の方とかっちり話し合った後、商店街の会長をしているパン屋に立ち寄って世間話ついでにパンを買って帰ったり。

山口

「このお客様は、どうやったら舞台に興味を持ってくれるかな?」と常に自分で考え、組み立てています。一人ひとりがPRプランナーのようなものですね。

小松

ほとんどのお客様は、最初は演劇を観たことがない方なので、そこからどうやって劇場へ足を運んでいただくか?1年、2年とコミュニケーションを積み重ねて、ようやく契約に辿り着くケースもあります。けれど、それが辛くはない。雑談を繰り返していると、徐々にお客様も心を開いてくださる様子が伝わってきますから。

橋本

それに、「劇団四季と申しますが」と言って無下に断られることって、ほとんどありません。営業部の所属となって、最初は不安しかありませんでしたが、驚くほど興味を持って話を聞いてもらえる。

村上

ひとえに劇団の歴史と先輩方の尽力のお蔭ではあるのですが、その上で、どうやって舞台の魅力を伝えていけるかは自分次第。そこはやり甲斐でもあり、責任を感じる部分です。

入社1年目から独り立ちしているのですか?

橋本

研修の後、「大学動員」といって大学の授業やゼミで四季の舞台を紹介させてもらうプレゼン活動を行い、その後担当のエリアを持ちます。

村上

「社会福祉学部だから、『こころの劇場』でアプローチしてみようかな」とか、「『ノートルダムの鐘』はまずは仏文科から入って」などプランを自分で考えました。

1年目から実践的とも言えますね。

小松

営業部内のロールプレイングや先輩同行で基礎的なアプローチ方法は学びます。ですが、私たちの商品である舞台は、無から感動を生み出す芸術です。同様に「劇団の営業」とは、興味のない人の目を舞台に向けさせること。そのアプローチには、それぞれのオリジナリティや多様性があって然るべきだと思います。もちろん、メンバーの質問にはなんでも答える準備はしていますよ。可能な限り作業の手を止めて向き合いたいし、本当に忙しい時も改めて時間を作るようにしています。

山口

小松さんに「忙しいから後にして!」と言われたことありませんよ(笑)。私たち部下の相談事にさえも、なんだかんだ話を聞いてくれるんです。

小松

そうだっけ?でも、そこで決めつけるようなアドバイスはしたくないんです。事務的な問題ならすぐ教えますが、もっと本質的なクライアントへの向き合い方などは、できる限り全体ミーティングの場で、チーム全員でアイディアを出し合うようにしています。そこから本人が自分で道を見つけた方が、きっと成長の糧になるはずですから。

劇場の感動を見届ける何にも代えがたい「達成感」

木﨑

小松さんが「舞台は無から感動を生み出す芸術」と仰いましたが、僕が劇団四季に入った理由も、まさにそこなんです。衣食住といった生活必需品、今では電化製品や通信サービスもその範疇だと思いますが、それらとはまったく性質の異なる「舞台」という商品が、なぜ求められるのか?特に劇団四季の舞台は、一過性ではなく、半世紀以上の歴史があります。一見、生活を送る上では必要のない商品が求められ続ける理由に、売り手として現場で触れてみたかったんです。

小松

私も劇団四季に入社する直前まで舞台を観たことがなかったから、わかるよ。でも、すぐにその謎は解けた。初任地の名古屋で、ある高校が『ウィキッド』を買ってくれて、ドキドキしながら後ろで見守っていたのね。そうしたら、終演後、スタンディングオベーションの嵐で。もちろん舞台も素晴らしかったのだけど、その光景に鳥肌が立つほどの喜びを感じられるのは、営業ならでは醍醐味だと思う。

木﨑

ですよね!僕も3年目ながら、これまで何度もツアーの公演担当を任せていただき、感動しました。公演担当になるとチケットを売るだけではなく、席割りからプレイガイドの手配、チラシの校正まですべてを管轄するプロデューサーのような存在になるんです。今も忘れもしない『魔法をすてたマジョリン』の1370席。この1370席を必死にプランニングして満席にした当日、大勢の子どもたちが俳優と一緒に歌っている姿を見た瞬間に涙が止まらなくなりました。

山口

うんうん。たしかに楽なことばかりじゃないけれど、これだけの達成感が味わえる仕事ってなかなかないよ。それに苦しい時に助けてくれる人もいる。チームのみんなもそうだし、ある公演担当で苦戦していた時に観に来てくれた学童保育の先生と生徒たちの顔は、今も一人ひとり覚えているから。

橋本

僕も早く先輩方のような劇団四季の営業ならではの経験を積んでいきたいです。その意味で、1年目は部署を巡って研修という企業も少なくないなか、すでに仕事を任されて試行錯誤できているのは、貴重な機会だと思います。先日は、『恋におちたシェイクスピア』の舞台稽古に3回立ち会いまして。

一同

3回も(笑)

橋本

シェイクスピアが好きなもので……。その中で演出家と俳優のコミュニケーションというか、演出家が一回アドバイスしたことは次回には修正されていて、さらにブラッシュアップまでされている様子に感動したんです。もともと四季の舞台は好きでしたが、観客時代よりもさらに舞台を好きになったし、この感動をお客様と共有して「あそこ良かったですよね!」なんてお話できるときは最高に幸せです。

村上

間近で見ていると本当に舞台って素晴らしいし、その素晴らしさを一人でも多くの人に知ってもらうチャンスを提供するお仕事なのかなと感じています。まだ1年目なので、わからないことばかりで、ご迷惑をお掛けしていますが……。

山口
木﨑

そんな時は「小松さ~ん」って呼べばいいんだよ。

小松

二人は橋本君と村上さんから謙虚さを学ぼうね(笑)。

先輩たちの声

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