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コラム

『はじまりの樹の神話』舞台衣裳の生地「播州織」の産地・西脇市で上演!

現在、全国ツアー上演中のオリジナルファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』。
6ヵ月にわたる長いツアーも終盤に差しかかった1月29日(土)、本作の一部舞台衣裳に採用されている「播州織」ゆかりの地・西脇市にて公演が行われました。この舞台の衣裳製作にあたり、劇団四季と西脇市との間では連携協定が結ばれています。

お子様と一緒にご家族で楽しめるファミリーミュージカルとして創作され、昨年夏に初演を迎えた『はじまりの樹の神話』。
過去と現在、神話と現実が交錯する壮大なファンタジー『はじまりの樹の神話』にふさわしい、自然な風合いで趣のある衣裳が完成しました。

西脇公演の会場・西脇市市民交流施設 オリナスホールには、プロジェクト推進のために尽力くださった片山象三西脇市長や、西脇市、播州織メーカー、そして劇団四季との間でコーディネートを担われた公益財団法人 北播磨地場産業開発機構相談員・古谷稔さんらがご来場。
播州織の衣裳に身を包み、躍動するキャラクターたちの姿を見届けました。

西脇市長・片山象三氏より

ファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話』に播州織(西脇市の地場産業)を使用いただき、心から感謝申し上げます。2016年の西脇公演をきっかけに繋がりを深め、2021年3月に本市と連携協定(衣裳用生地の共同開発等)を締結し、足掛け5年の月日を経て今回の公演に至りました。
劇団四季さんの舞台で播州織の衣裳が活躍し、感動を与える一翼を担えることを大変誇らしく感じています。
今後も劇団四季さんとともに、その魅力を全国に発信し続けられる播州織であることを願っています。

公益財団法人 北播磨地場産業開発機構相談員・古谷 稔氏より

生地創作の最初の出会いは、2019年5月開催の「播州織産地博覧会(略して"播博(ばんぱく)")。生地オーダーの難易度が高く、これは難しいとの思いの中、『はじまりの樹の神話』の衣裳生地の共同創作がスタート。リモート会議による打ち合わせや試作を繰り返すこと約半年間。東京の自由劇場で最初にこのミュージカルを観た時は、生地ばかりが気になりました。その後神戸と西脇の公演を観て、作品の素晴らしさに素直に感動。播州織が、劇団四季さんの公演に登場し続ける夢が少しリアルに。

また、会場内には舞台衣裳に使用した播州織生地や紹介パネルが展示され、間近でご覧になったり、記念撮影をされたりするお客様の姿が。西脇市と劇団四季の新たな取り組みへの強い関心が寄せられました。

 

(舞台写真撮影:山之上雅信、樋口隆宏)

大昔からやって来た少女・ハシバミの衣裳は、播州織生地で製作されました

大昔からやって来た少女・ハシバミの衣裳は、播州織生地で製作されました

こそあどの森の人々の衣裳にも、一部播州織生地が採用されています

こそあどの森の人々の衣裳にも、一部播州織生地が採用されています

西脇公演に来場された片山象三西脇市長

西脇公演に来場された片山象三西脇市長

播州織メーカー、西脇市、劇団四季を繋ぎ、プロジェクト推進のために尽力された、公益財団法人 北播磨地場産業開発機構相談員・古谷稔さん

播州織メーカー、西脇市、劇団四季を繋ぎ、プロジェクト推進のために尽力された、公益財団法人 北播磨地場産業開発機構相談員・古谷稔さん

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