『美女と野獣』舞浜公演の稽古場から――稽古が佳境を迎えています

10月23日（日）、舞浜アンフィシアターで開幕するディズニーミュージカル『美女と野獣』舞浜公演。
四季芸術センター（横浜市あざみ野）での稽古も佳境に。
シーンごとに区切り、芝居や歌唱、振付を深めていく小返し稽古を経て、9月中旬、初めての全幕通し稽古が行われました。

稽古が始まる前に、演出・振付を担当するマット・ウェスト氏が俳優たちに声をかけます。
「今とてもワクワクしています！これまで稽古で培ってきたことを形にして表現する日にしましょう。良い時間を過ごしてください」

美しく聡明でありながらも、村では "変わり者"と呼ばれるヒロイン・ベル。迷い込んだ城で出会ったのは、魔法使いにその姿をみにくい野獣に変えられてしまった王子と、そして王子を甘やかして育てたとして「もの」に変えられたお城の召使いたち。
わがままで優しさを知らなかった野獣は、ベルとの出会いにより少しずつ変わっていきます。ベルも恐ろしい野獣の姿に隠された彼の優しさに触れ、二人の心は少しずつ通いはじめ――。
愛あふれるフィナーレを迎えると、稽古場は温かい幸福感に包まれ、大きな拍手が起こりました。

稽古で見つけられたいくつかの課題は、その場でアソシエート・スタッフたちがブラッシュアップ。
演出アソシエートを務めるサム・スカラモーニ氏は、空間を意識した視線の使い方や台詞の間合い、小道具の使い方など一つずつ確認。台詞や動きの背景にある意図を説明しながら、俳優たちを導いていきます。
また振付アソシエートを務めるチャンドン・ジョーンズ氏は、俳優一人ひとりの細かい動きにもアドバイス。「人間に戻りたい」のナンバーでは、気持ちが次第に高まって踊りだすイメージを、俳優たちに具体的に共有します。

温かい雰囲気のなかにもほどよい緊張感が漂う稽古場。
俳優たちは、海外スタッフの言葉を真剣な表情で受け止めながら、まもなく始まる舞台稽古に向けて稽古を重ねます。

新しく生まれ変わる『美女と野獣』を、皆様にお届けできる日までもう間もなく。どうぞご期待ください。

ミュージカル『美女と野獣』と東京ディズニーリゾート®を楽しむセットプランのご案内

ミュージカル『美女と野獣』舞浜公演では、昼公演ご観劇後に、東京ディズニーランド®または東京ディズニーシー®のどちらかへ入園いただけるお得なセットチケットをご用意しています。
また、舞浜アンフィシアターに隣接するディズニーアンバサダー®ホテルでは、『美女と野獣』の観劇チケットがセットになった宿泊プランが登場。
ディズニーの夢の世界を満喫できるコラボレーションを、ぜひご利用ください。