本日19日(木)、JR東日本四季劇場[秋]にてミュージカル『ウィキッド』東京公演が開幕しました。
『ウィキッド』は、名作「オズの魔法使い」に登場する、"西の悪い魔女エルファバ"と"善い魔女グリンダ"の知られざる友情と絆を描いたミュージカル。
2007年に東京で日本初演後、大阪、福岡、名古屋、札幌と各地で上演され、世代を問わず観る人を魅了してきました。
10年ぶりとなった今回の東京公演は、お客様からの熱いリクエストにお応えし、劇団四季創立70周年記念公演の一作として上演。上演発表のニュースには大きな反響をいただき、チケットが瞬く間に完売するなど、再び「ウィキッド旋風」が巻き起こっています。
迎えた東京公演初日。
開幕の喜びでにぎわうロビーを抜けて客席に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは静かに時を待つ巨大な「ドラゴン時計」。
物語の始まりを告げる迫力のオーバーチュアが響き渡り、「オズの国」の地図が描かれた幕がゆっくり上がると、客席は早くも高揚感に包まれます。
思わずいっしょに口ずさみたくなるような心躍るナンバーから、登場人物の心情を映し出すドラマティックなナンバーまで、一度聴くと心をつかまれる名曲の数々に、何度も熱い拍手が沸き起こります。
何もかも正反対で、ぶつかり合っていたエルファバとグリンダが心を通わせ、やがて、それぞれが葛藤の末に選んだ道を進む――物語がフィナーレへと向かう頃、客席では涙をぬぐうお客様の姿が。
カーテンコールでは一層熱のこもった拍手が劇場いっぱいに響きました。
『ウィキッド』東京公演は、2024年1月27日(土)までの期間限定公演。その後8月からは、大阪四季劇場での上演が決定しています。どうぞご期待ください。
『ウィキッド』東京公演 一部追加席販売のお知らせ
『ウィキッド』東京公演では、現在販売を見合わせている一部座席の追加販売を実施いたします(千秋楽・貸切公演を除く)。
※舞台写真は舞台稽古より
(撮影:荒井 健、阿部章仁)