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コラム

ディズニーミュージカル『美女と野獣』稽古場取材会が行われました

10月23日(日)の開幕まで1ヵ月後に迫った、ディズニーミュージカル『美女と野獣』舞浜公演(舞浜アンフィシアター)。
9月22日(木)、横浜市あざみ野・四季芸術センターにて、メディア関係者に向けた稽古場取材会が行われました。

『美女と野獣』はディズニーが演劇ビジネスに初進出した作品で、1994年にアメリカ・ブロードウェイで初演。
劇団四季では翌95年に「東京・大阪同時ロングラン」という前代未聞の上演形式で初演を迎え、以来、日本各地で上演を重ねながら多くのお客様に愛されてきました。
そしてこの度、東京ディズニーリゾート®内に位置する舞浜アンフィシアターで上演されることが発表されると、新たなコラボレーションに大きな注目が集まりました。

今回の公演は、舞台美術や台本・演出がリニューアルされる新たなバージョンで上演。
『美女と野獣』初演のクリエイティブスタッフが自ら再構築を手掛け、オリジナルバージョンの芯の部分はそのままに、おとぎ話でありながらも今を生きる人々がより共感できる、モダンな舞台へと生まれ変わります。

外部のメディア関係者に公開された稽古では、1幕から「変わりものベル」「ガストン」、2幕から「美女と野獣」、そして日本公演では今回から新たに追加されるナンバー「チェンジ・イン・ミー」のシーンが披露されました。

稽古の後に行われた合同インタビューには、演出・振付のマット・ウェスト氏、劇団四季代表取締役社長の吉田智誉樹、ベル役の五所真理子、平田愛咲、ビースト役の清水大星、金本泰潤が出席。
メディア関係者からは本作への期待の高さを表すように次々と質問が寄せられ、登壇者からは作品の見どころや開幕に向けた意気込みが語られました。

華やかなステージと美しいナンバーに彩られた珠玉のラブストーリー。
新たな地で生まれ変わる不朽の名作に、どうぞご期待ください。

ミュージカル『美女と野獣』と東京ディズニーリゾート®を楽しむセットプランのご案内

ミュージカル『美女と野獣』舞浜公演では、昼公演ご観劇後に、東京ディズニーランド®または東京ディズニーシー®のどちらかへ入園いただけるお得なセットチケットをご用意しています。
また、舞浜アンフィシアターに隣接するディズニーアンバサダー®ホテルでは、『美女と野獣』の観劇チケットがセットになった宿泊プランが登場。
ディズニーの夢の世界を満喫できるコラボレーションを、ぜひご利用ください。

  1. 公演チケットと東京ディズニーリゾートのパークチケットのセット販売
  2. ホテル宿泊/公演チケットセットプラン

演出・振付 マット・ウェスト氏
約30年前に初演を立ち上げた作品の演出に、こうして来日して再び携われることは私にとっても喜ばしいことです。今回、台本や演出がより現代的なものにアップデートされました。『美女と野獣』は完成に至ることはなく、常に進化を続けている作品です。その中で、普遍的なテーマである「外見で人を判断せず、中を見抜くことの重要性」、そして「愛の力」を感じていただけたら幸いです。

劇団四季代表取締役社長 吉田智誉樹
2017年の前回公演終了後、マットさんはじめ初演を手掛けたクリエイティブスタッフが新しいバージョンを創っていると伺い、上海で拝見しました。やはり初演のスタッフが再構築したものとあって大変感銘を受け、今回日本でもこの新演出版をお届けするに至りました。初上演となる舞浜アンフィシアターで、現代にフィットした『美女と野獣』をお楽しみいただければ幸いです。

ベル役 五所真理子
クリエイティブスタッフの方々に一から稽古を観ていただけることが、本当に幸せだと感じています。稽古の中で「ベルを通してお客様が旅をする」という言葉をいただきました。自分が透明な存在となることで、お客様に、ベルを通してより鮮やかに作品の世界を楽しんでいただけたらと思います。「愛」を心の根幹に持ち、常に前向きな女性であるベルの魅力を追求していきたいです。

ベル役 平田愛咲
初日を迎えるのが楽しみですが、一方で稽古を終えたくないと思うほど、夢のような日々を過ごしています。クリエイティブスタッフの皆さんと一緒に作品を作っていけることは、かけがえのない経験です。今回、2幕にベルが歌う「チェンジ・イン・ミー」が追加されました。ベルが少女から大人の女性に成長する様がより鮮明になっているので、ぜひご注目いただけたらと思います。

ビースト役 清水大星
ビーストのソロナンバー「愛せぬならば」は、ビーストが自分の運命と向き合い、葛藤するナンバーです。今回の公演に向けて曲のイメージも変わりましたし、1幕と2幕の架け橋となる一曲なので、大事に演じたいと思っています。野獣でも、王子でもなく、ただひとりの人物が、ベルとの出会いを通して成長していく、という物語がお客様に見えるよう、今後も稽古を通して挑戦していきたいと思います。

ビースト役 金本泰潤
傲慢だったビーストがベルと出会い、彼女の一挙手一投足が手本となり、変化していく。そして、最後には愛するベルを手放し、自分の運命を受け止める。本当にドラマティックな物語だと、稽古を通じて感じています。クライマックスのビーストの決断は美しくも絶望的で、演じていても心動かされるところです。1つ1つの演出の意図を身体に落とし込んで、お客様にお届けしたいと思っています。

(撮影:荒井 健)

『美女と野獣』稽古場取材会の様子

『美女と野獣』稽古場取材会の様子

演出・振付のマット・ウェスト氏

演出・振付のマット・ウェスト氏

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