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コラム

新たな才能を求めて――劇団四季創立70周年記念 劇団オーディションが行われました

9月下旬、劇団四季の舞台に立つ多くの才能を求め、「劇団オーディション」が行われました。

「劇団四季創立70周年記念」と銘打ち行われた今回のオーディションは、実力や経験を備えた「一般即戦力」と、1年にわたり舞台俳優になるためのレッスンを積む「研究所生徒」の二つの部門で募集。
一般オーディションは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2020年以降やむを得ず休止していましたが、今年、実に4年ぶりの開催が叶うこととなりました。

9月24日(日)予選、25日(月)本選として2日にわたり行われた一般オーディションには、応募総数約480名の中から、書類審査を通過した約130名が参加。
当日、劇団四季の本拠地・四季芸術センター(横浜市あざみ野)には、受験者たちが続々と来館。その表情には緊張と、目前までに迫ったチャンスを掴みとろうという強い意気込みがにじみます。

オーディションは大きく「歌唱」「ダンス」「演技」に分かれて審査。"即戦力"を求めるオーディションとあり、予選から実力者がそろいます。
積み重ねた努力を映し出したような研ぎ澄まされた身体、豊かな歌唱や表現力――与えられた短い審査時間のなか、課題の曲・振付・台詞にすべてを懸け、一人ひとり順番にパフォーマンスしてゆきます。
一方で、受験者と相対する審査員たちもまた、真剣そのもの。才能を見出し、ともに舞台をつくる未来の仲間となり得るのか――彼らの想いを受け止めるようにしっかりと見つめ、審査表にペンを走らせます。

劇団四季の明るい未来を予感させながら、2日にわたる審査は終了。
舞台俳優という夢を現実に変えた新たな劇団員が、さらなる努力の末に四季の舞台に立つ日まで――ご期待ください。

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