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コラム

『バケモノの子』大阪公演開幕に向けて――稽古が進んでいます

12月10日(日)、いよいよ大阪に初上陸するオリジナルミュージカル『バケモノの子』。演出を手がける青木豪さんのもと、お客様により作品を楽しんでいただくためのブラッシュアップの検証も交えながら、稽古が進行しています。10月末には、大阪で基礎稽古を積んだ12名の子役が四季芸術センター(横浜市)の稽古場に合流。そして11月上旬は、初役に挑むメンバーを中心にじっくりと小返し稽古を重ね、作品理解を深める時間に充てられました。

ある日の稽古場では、趣向を変えたアプローチも。9歳の時にバケモノの世界・渋天街に迷い込み、そこで17歳に成長した蓮は、偶然戻った渋谷の街で女子高生の楓と出会い、彼女とともに文学作品「白鯨」を読み進めることになります。この日の稽古は、楓の家に向かいながら蓮が「白鯨」についての考察を語るシーン。そこから楓が"本当の自分"を打ち明ける場面につながります。一度通してみた後に、「この日はどんな日なんだろう?」と青木さん。「『白鯨』を読了した日かな? じゃあこの前に図書館ではどんな会話をしていたんだろう。仮にここが図書館だとして、何時ごろかな。きっとこのふたりはいつも閉館時間までいるよね。司書さんが声を掛けに来るだろうから、司書さん役のひと入ろうか。楓の家では楓のお母さんが待っていて、じゃあ〇〇さんお父さん役やって。さあ、"ゼロ場"を作ってみよう!」と、台本には書かれていないシーンを想像して即興で演じてみることに。そのまま流れるように本編のシーンにつなげてみると、俳優たちにも新たな気づきがあったよう。
「頭で想像するより、やってみるとわかることがある。自分の中に湧きおこってきた感情に乗っかってみることが大切」という青木さんの言葉に、実感をもってうなずく姿が見られました。

活気あふれる稽古場では、休憩やシーンの区切れとなるたびに、出演経験者たちが新メンバーに駆け寄り、細かい立ち位置から動き方まで親身に教え、寄り添う姿が随所に。
カンパニー一丸となって創り上げるミュージカル『バケモノの子』。さらなる進化を遂げた絆の物語を、どうぞお見逃しなく!

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