本日5月6日(火・休)、東京エレクトロンホール宮城にてミュージカル『キャッツ』仙台公演が開幕しました。
年に一度、満月の夜に、都会のゴミ捨て場で行われる猫たちの舞踏会。人間に飼い馴らされることなく、したたかに生きる猫――"ジェリクルキャッツ"の姿を通して、生きることの喜びを紡ぐミュージカル。1983年の日本初演から現在まで各地でロングランされ、通算公演回数は11,500回、総入場者数は1,100万人を超える驚異の記録を更新中。2018年の東京公演からは楽曲の改訂に伴い、振付・ビジュアル面が一部ブラッシュアップされ、仙台ではこの新たなバージョンは今回初めて披露されます。
初日公演の会場には、猫たちとの再会を心待ちにしてくださっていた多くのお客様の姿が。
客席扉の向こうに広がる驚きの光景――猫の目線から見たサイズの巨大なゴミのオブジェに彩られた"キャッツ・ワールド"に、感嘆の声が上がります。
そして開演。オーヴァーチュアが流れると、闇に光る無数の猫の目。24匹の猫たちがダイナミックに踊り、歌い、それぞれの生き方を語ります。今宵天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹のジェリクルキャッツに選ばれるのは誰なのか――?
圧倒的なパフォーマンスとともに物語が終演を迎えると、割れんばかりの拍手が沸き起こりました。
『キャッツ』仙台公演は8月20日(水)までの期間限定。
7月23日(水)から8月20日(水)千秋楽までの公演チケットの「四季の会」会員先行予約が、11日(日)より始まります(一般発売は5月18日(日)より)。
静岡、広島に続く三都市での公演のラストを飾る『キャッツ』仙台公演を、どうぞお見逃しなく。
※舞台写真は舞台稽古より
(撮影:荒井 健)