昨年放送された、アメリカの朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」のディズニーミュージカル特集企画。今年も同番組にて特集が企画され、劇団四季が再び参加させていただくことに。
アメリカ・韓国・日本の3ヵ国のカンパニーが母国語でディズニーソングを歌いつなぐミュージックビデオに、今回はディズニー4作品の出演俳優が参加。
そして『アラジン』ブロードウェイ公演のイアーゴ役・ドン・ダリル・リヴェラさんと劇団四季俳優との対談が実現しました。その様子をレポートします!
劇団四季でのディズニーミュージカル上演30周年、そして『アラジン』日本上演10周年を迎えた今年。昨年に続いてアメリカのテレビ局・ABCの朝の情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」で特集が放送されることになりました。
夢や魔法、愛、冒険を描いた物語で人々を魅了し、劇団四季のレパートリー作品のなかでも高い人気を誇るディズニーミュージカル。現在日本で上演しているのは『アナと雪の女王』『アラジン』『ライオンキング』『美女と野獣』の4作品です。今回、番組のために製作するのは、その4作品のメインナンバーを、ブロードウェイ・韓国・日本の3ヵ国のカンパニーが母国語で歌いつなぐミュージックビデオ。ディズニーミュージカルを通じて、国や言語を越えて各国がつながるこのプロジェクトのため、5月上旬、ニューヨークからディズニー・シアトリカル・グループのスタッフおよび番組スタッフが来日し、都内某所にて撮影が行われました。

ミュージックビデオ撮影の様子
ブロードウェイのカンパニーが披露するのは『アラジン』より「A Whole New World」。韓国からは同作より「Friend Like Me」。それに連なるメドレーとして、四季がお届けするのは、『美女と野獣』より「ビー アワ ゲスト(おもてなし)」、『ライオンキング』より「愛を感じて」、『アナと雪の女王』より「扉あけて」、『アラジン』より「プリンス アリー」の計4曲です。初夏の爽やかな陽射しのもと、緑があふれ和の趣が漂う景観で撮影は行われました。

そしてもう一つの企画として、ミュージカル『アラジン』ブロードウェイ公演でイアーゴ役を務めるドン・ダリル・リヴェラさんと、同じくイアーゴ役のひとりである町田兼一との対談が実現。昨年にも来日し、『アラジン』公演を観劇されたというリヴェラさん。同じ役を担う俳優同士、作品への想いや演じる上で心掛けていることなどを語り合い、温かな交流のひとときとなりました。

ドン・ダリル・リヴェラさん(左)との対談の様子。「10年も上演を続けることができる本作の魅力とは?」と意見交換する場面も。
提携30周年の記念すべき節目、そして日本上演10周年を迎えてなお勢いが止まらない『アラジン』。冒険とロマンス、そして魔法に包まれる体験を、ぜひ劇場で!