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コラム

『ジョン万次郎の夢』東京・全国公演に向けて、取材会が行われました

3月11日(土)から東京公演(自由劇場)が、4月29日(土・祝)から全国公演が上演されるファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』。
開幕に向けた稽古が佳境を迎えようとしていた2月28日(火)、横浜市あざみ野・四季芸術センターにて、メディア関係者に向けたオンライン取材会が行われました。

本作は、幕末、日本人で初めてアメリカへ渡ったとされ、日米の架け橋となった中浜万次郎(ジョン万次郎)の半生を描いたミュージカルです。近代日本の大転換期に生き、持ち前の好奇心と、夢をあきらめない心で日本の未来を切り開いた万次郎。今の日本のいしずえを築いた彼の生き様は、グローバルな世界に生きる私たちに大きな感動をもたらしてくれます。

取材会には、万次郎役の島村幸大と政所和行が出席。東京公演と全国公演に向けて意気込みを語りました。

島村幸大(万次郎役)

「万次郎が生きた幕末から江戸後期は、日本が不安定で明日がどうなるか分からない時代。 そんななかでも、万次郎をはじめとするこの時代に生きた偉人たちは皆、自分の選んだ道を信じ、情熱をもち、命をかけて突き進んだのだと思います。
そんな万次郎の姿を通して、観にきてくれた子どもたちにも、自分の夢に情熱をもち、信じて進む力を受け取ってくれたらうれしいです。
この物語が史実であり、真実あるからこそ、彼を演じる役者として誠心誠意、責任をもって務めてまいります」

政所和行(万次郎役)

「万次郎はとても好奇心旺盛で何事にも前向き、そして人懐っこい人。そんな彼の人間性がアメリカの人々に受け入れられたのかなと感じます。一方で、つつしみ深く、勤勉で、決して恩を忘れないという日本人らしさもある。二つの色を持つ魅力的な人だと思います。
舞台と客席で同じ空間を共有し、その熱やエネルギーを肌で感じることができるのは、生の演劇ならでは。観にきてくれた子どもたちの感受性を育む良い体験となるように、この作品の感動を精一杯届けたいです」

『ジョン万次郎の夢』東京公演は3月11日(土)から4月2日(日)までの限定公演。 4月29日(土・祝)から開幕する全国公演は、現在、「四季の会」会員先行予約受付中です(対象公演は関東・東海エリア/一般発売は公演地によって異なります)。
ジョン万次郎の壮大でロマンあふれる物語を、どうぞご家族でお楽しみください。

『ジョン万次郎の夢』取材会に出席した島村幸大(右)、政所和行(左)

『ジョン万次郎の夢』取材会に出席した島村幸大(右)、政所和行(左)

各メディアからのインタビューの質問に応える万次郎役の二人

各メディアからのインタビューの質問に応える万次郎役の二人

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