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コラム

『クレイジー・フォー・ユー』横浜公演、まもなく開幕!――公開舞台稽古が行われました

いよいよ明日25日(火)に開幕するミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』横浜公演。
本日24日(月)、会場のKAAT 神奈川芸術劇場〈ホール〉では最終舞台稽古が行われ、劇団関係者やメディアに向けて公開されました。

1993年、劇団創立40周年記念公演として日本初演を迎え、以来30年、上演が繰り返されるたびにお客様の心をとらえ、愛されてきた本作。劇団が誇る大切なレパートリー作品が、創立70周年の節目に再び幕を開けます。

さかのぼること約1ヵ月半前の、稽古初日――劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹はカンパニーへ、上演に向けた思いを語っていました。「この作品は底抜けに明るくハッピーですが、根幹にあるのは演劇を愛する心、劇場で働くことができる喜びそのもの。コロナ禍で苦しい3年間を過ごしてきたからこそ、この作品のテーマが求められているように思いますし、きっとお客様も同じように感じていただけると思います」
同じ思いを胸に、稽古に邁進してきたカンパニー。人との出会い、エンターテインメントを通して"本当の生きがい"を取り戻す人々の物語に込められた感動を、心躍るガーシュウィン音楽に多彩なダンス、散りばめられた笑いの種に乗せて、あくまでも軽やかに、しなやかに、客席へ届けます。
全身全霊を傾けた最後の舞台稽古が幕を閉じると、盛大な拍手が送られました。

終演後にはボビー役の萩原隆匡、ポリー役の町真理子を迎え、取材会を実施。横浜公演の後、8月から始まる全国ツアーも見据え、各地メディアに向けて、開幕への意気込みを語りました。

『クレイジー・フォー・ユー』横浜公演は、7月22日(土)までの期間限定。横浜の街に最高の幸せを振りまくミュージカル・コメディを、どうぞお楽しみに!

ボビー役:萩原隆匡

この作品は、ダンスを通して人が生き生きしていく様が描かれているところが魅力だと思います。構えすぎず、自然体で役に臨みたいです。私はボビー・チャイルドと同じく「劇場」という場所が大好きで、一人一人のお客様が私たちの芝居を観るために劇場に足を運んで下さるということが何よりもの幸福です。ぜひ劇場にお越しいただき、一緒に笑って泣いて、この場でしか味わえない感覚を共に体感できたらと思います。

ポリー役:町 真理子

大好きな作品なので、今回出演が叶いとても光栄です。ガーシュウィンの楽曲にのって踊り、歌えることに幸せを感じています。この作品はコメディですが、寂れた町の人々が生きがいを見つけ、再生していくというテーマが含まれており、時代に合う作品だと思います。本作は、お客様が入ってはじめて完成する作品。多くの方にご観劇いただき、帰り道で思わず口ずさんでしまうような幸せな時間を過ごしていただけたら嬉しいです。

イベント参加申込受付中。ご観劇とあわせて、ぜひお楽しみください。

(撮影:下坂敦俊、荒井 健、劇団四季)

取材会にて。ボビー役・萩原隆匡(右)とポリー役・町真理子(左)

取材会にて。ボビー役・萩原隆匡(右)とポリー役・町真理子(左)

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