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コラム

『ガンバの大冒険』全国公演に向けて――通し稽古が行われました

今週13日(土)に開幕を控えた、ファミリーミュージカル『ガンバの大冒険』全国公演。 4月初旬、四季芸術センター(横浜市あざみ野)では通し稽古が行われ、最終調整に入りました。

この作品に描かれたガンバと仲間たちの関係性のように、互いに切磋琢磨しながら稽古に取り組んできたカンパニー。
ある日の通し稽古では、本番同様に舞台衣裳やヘアー・メイクを身にまとい、実際の舞台セットの一部も使用して実施。
稽古場での最終通し稽古となったこの日は、今まで積み重ねてきたことを確かめるように進行していきました。

レジデント・ディレクターの西尾健治が言葉をかけて稽古はスタート。
主人公のガンバを中心とする個性豊かなネズミたちは、恐ろしい敵から島ネズミを救うため、勇気を出し、仲間を信じて冒険の旅へ。
「勇敢な心」「仲間の大切さ」「生命の尊さ」など、作品に込められたメッセージをそれぞれの役割を担いながら、ダイナミックなダンスや多様な音楽のパワーに乗せて、丁寧に届けていきます。
どんな困難にも勇敢に立ち向かい、深い絆を築いていくガンバと仲間たち。最後には、稽古を見守った劇団員たちからの温かい拍手が稽古場に響き渡りました。

通し稽古の後、西尾から「今まで稽古で積み重ねてきたものが迷いなく、一つひとつの役を生きていたと思う。この作品が持つテーマが、みんなの力によって今日が一番心に響いてきました」と言葉が。
「稽古場で培った自分の居所、繋がり、中で動いているものを大事にして舞台稽古に挑んでください」と声をかけ、俳優たちは表情を引き締め、力強くうなずきました。

稽古場での最終調整を終えたカンパニーは、いよいよ全国ツアーへ出発!
ガンバが仲間と共に冒険へと旅立つ物語を、どうぞお楽しみに。

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