1995年11月『美女と野獣』日本初演から歩みはじめた劇団四季とディズニー・シアトリカル・グループの軌跡、『ライオンキング』『アイーダ』『リトルマーメイド』『アラジン』『ノートルダムの鐘』『アナと雪の女王』と上演を重ね、ついに今年11月24日(月・休)、ディズニーミュージカル日本上演30周年を迎えました。それを記念して11月にはさまざまなテレビ番組に登場! ディズニーミュージカルの煌(きら)めく名曲の数々をお届けしました。
放送をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。その一部をご紹介します。
「SHIONOGI MUSIC FAIR」収録の様子(左)/「EIGHT-JAM(エイトジャム)」収録の様子(右)
「MUSIC FAIR(ミュージック フェア)」収録レポート
11月22日(土)放送のフジテレビ系「SHIONOGI MUSIC FAIR」には「劇団四季ディズニーミュージカル特集」として登場。舞浜・アンフィシアターで上演中の『美女と野獣』からは、モノに変えられた城の召使いたちがベルを歌と踊りでもてなす「ビー アワ ゲスト(おもてなし)」と、言わずと知れた名曲「美女と野獣」を、東京・NOMURA野村證券ミュージカルシアター JR東日本四季劇場[春]にて上演中のミュージカル『アナと雪の女王』からは「扉あけて」と「ありのままで」を披露し、雪と魔法の世界をお届け。
東京・大同生命ミュージカルシアター 電通四季劇場[海]で上演し、今年5月に日本上演10周年を迎えた『アラジン』からは、アラジンが真っすぐに生きていくことを亡き母に誓う「自慢の息子」と「新しい世界―ア ホール ニュー ワールド」を歌唱。
続けて、東京・有明四季劇場で無期限ロングラン上演中の『ライオンキング』からは、シンバとナラが美しいハーモニーを奏でる「愛を感じて」、そして、物語の冒頭を飾る「サークル・オブ・ライフ」を披露すると、スタジオは壮大なサバンナの世界に。感動の余韻が漂うなか、放送が終了しました。
総勢45名の俳優が出演した今回の収録。早朝からカンパニーごとに俳優・スタッフたちが順次スタジオ入り。
「おはようございます!よろしくお願いします!」――俳優たちが明るい声で挨拶しながらスタジオに足を踏み入れると、目の前には壮大なセットが。「すごーい!」と声を漏らしつつも、番組ディレクター、カンパニーのレジデント・ディレクターらとの確認が始まると、たちまち集中モード。立ち位置や動きについて入念な確認を行った上でさっそくリハーサルが始まり、スタジオ内は照明によって色鮮やかに染め上げられ、それぞれの楽曲をイメージした世界観に彩られます。
リハーサルを終えると、すぐさまモニターで映像チェック。綿密なカメラワークによって情緒豊かに映し出された歌唱の様子に、俳優たちは気恥ずかしそうに見つめながらも自分自身の改善点をチェック。その後、カメラリハーサルを経て、いざ本番へ。
一曲一曲、30周年の感謝を込めてお届けしました。
『美女と野獣』収録の様子。「ビー アワ ゲスト(おもてなし)」と「美女と野獣」の2曲を披露
『アナと雪の女王』収録の様子。「扉あけて」と「ありのままで」の2曲を披露
『アラジン』収録の様子。「自慢の息子」と「新しい世界―ア ホール ニュー ワールド」の2曲を披露
『ライオンキング』収録の様子。「サークル・オブ・ライフ」と「愛を感じて」の2曲を披露
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」収録レポート
11月23日(日・祝)放送、SUPER EIGHTがアーティストや音楽プロデューサーらをゲストに迎えてトークを展開する音楽バラエティー番組「EIGHT-JAM(テレビ朝日系)」には岩城雄太、山下啓太、谷原志音、北村優、平木萌子がスタジオ出演。同番組では2018年以来、約7年ぶりの四季特集となりました。
今回は、ディズニーミュージカルをはじめとする各作品のバックステージや、劇団四季の拠点・四季芸術センターに番組のカメラが潜入!VTRを交えながら、SUPER EIGHTや古田新太さんをはじめとするスタジオの皆さんと楽しくトークを繰り広げました。
また、『アナと雪の女王』でエルサを演じる谷原が劇中ナンバー「ありのままで」の一部を歌唱する場面も。
「EIGHT-JAM(エイトジャム)」収録の様子。SUPER EIGHTの皆さんや古田新太さんらとトークを繰り広げました
『美女と野獣』舞浜公演は来年3月15日(日)に千秋楽を迎えますが、7月22日(水)からは大阪四季劇場で『ノートルダムの鐘』、8月には舞浜アンフィシアターで『リトルマーメイド』が開幕。『アナと雪の女王』『アラジン』『ライオンキング』は2026年も走り続けます。
来年も愛、夢、冒険、魔法に満ちたディズニーミュージカルの世界を引き続きお楽しみください!

