自由劇場(東京・竹芝)で上演中のファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』東京公演に、原作者 岡田淳さんが来場されました。
日本児童文学界を代表する作家である岡田さんは、学生時代に演劇サークルに所属。38年間小学校の図工教師をつとめ、退職後も小学校の演劇部で子どもたちの表現に関わり続けてきました。作家デビュー後は、学校を舞台にした児童文学を数多く発表するなか、1994年に不思議な森を舞台にしたファンタジー「こそあどの森の物語」シリーズをスタート。野間児童文芸賞や国際アンデルセン賞オナーリストに選定されるなど、多くの評価を得ています。 30年以上にわたり読み継がれる本シリーズの第6巻「はじまりの樹の神話」(理論社刊)をもとに、2021年に劇団四季がファミリーミュージカルとして創作。岡田さんは初演時にも来場され、ご自身も演劇に関わってこられた観点から、熱い感想を寄せてくださいました。
観劇後には交流のひとときが設けられ、舞台上に勢揃いした俳優たちに、岡田さんは改めて拍手と激励の言葉を贈ってくださいました。
「すばらしいですね。5年前にも観させていただき、その時に"とても素敵だな"という記憶が残っていたので、あの感動を超えることはないものだと思っていました。しかし、違いましたね。今回の公演に向けてブラッシュアップされたと聞きましたが、細部まできっちりと創り上げられているなと感心しました。不思議です、どうしてこんなに涙が出るのでしょうね。終演後の客席で、『いやだ、帰りたくない。もう一度観るんだ』と泣いていた少女と出会いましたが、その気持ちがよく分かります。ありがとうございました、幸せです」
岡田さんの言葉に、ほっとしたような笑顔を見せる俳優たち。作品に込められたメッセージを大切に、これから日本全国のお客様に感動を届ける決意を新たにしました。
『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』東京公演は、3月29日(日)まで上演中。 また4月18日(土)には、パルテノン多摩(東京都多摩市)にて全国公演が開幕します。
ひとりで過ごすことが好きな少年・スキッパー、人の言葉を話す不思議なキツネ・ホタルギツネ、大昔から来た少女・ハシバミの出会いと交流を通して、時を超えた絆と心の成長を描く物語。劇団四季が贈る壮大なファンタジーを、お見逃しなく!
