8月26日(水)に開幕するミュージカル『リトルマーメイド』舞浜公演。
開幕に向けて準備が進む四季芸術センター(横浜市あざみ野)より、衣裳、ヘアー・メイクセクションで行われているメンテナンス作業の様子をご紹介します。
衣裳
『リトルマーメイド』のカラフルで華やかな衣裳デザインを手掛けたのは、舞台美術家のボブ・クローリー氏。
登場する衣裳の数は約300点、靴などの小物まで含めると約500点にも上ります。
開幕に向けて、これらのアイテムの補修や出演キャストに合わせたサイズ調整など、準備が着々と進められています。
人間の姿になったアリエルが、エリックの城で着用するドレス。人魚の姿を連想させる鮮やかなグリーンのドレスは、あしらわれたリボンと、スカート部分の鱗(うろこ)模様がポイント。刺しゅうや飾りなど、細部に至るまで丁寧にメンテナンスが行われます
普段と様子が違うアリエルについて、フランダーとお姉さんたちが噂話するナンバー「恋してる」。このシーンでお姉さんたちが纏うドレスには、大小異なるサイズのスパンコールが一つひとつ手縫いで縫い付けられています。その数はなんと、1着につき約5,500枚!
海の魔女・アースラの衣裳には、タコの吸盤が。大きさの異なる吸盤を一つひとつ確認し、補強していきます
ヘアー・メイク
アリエルやお姉さんたち、人魚の特徴的なカツラ。
海中では海流の動きを表現するために逆立ったスタイル、地上ではダウンスタイルと、ヘアスタイルで場面を表現しています。
カツラには人毛が使われており、開幕後も定期的にセットされた髪をほどいて、シャンプー、カラーリング、そして再セットとメンテナンスが行われます。
アリエルのお姉さんたちのカツラのメンテナンス風景。キャラクターによって、カラーリングやカールの大きさに違いが
海中では海流を表現するために逆立ったスタイルが特徴。真ん中に芯を立て、周りにカールやウェーブさせた髪をセットしていきます
地上でのダウンスタイルのカツラ。細かいカールを丁寧にヘアアイロンで作っていきます
こうしたメンテナンス作業は、開幕後も日々欠かさず行われ、そうして保たれる圧倒的なクオリティが、観客を海の世界へと引き込んでいきます。
華やかな舞台の裏側にある、スタッフたちの技術と繊細な仕事。
ご観劇の際には、こだわりが詰まった衣裳やヘアー・メイクにも、ぜひご注目ください!

