4月2日（日）、ファミリーミュージカル『ジョン万次郎の夢』東京公演（自由劇場）が千秋楽を迎えました。
この作品は、江戸時代末期に実在した人物、ジョン万次郎こと「中浜万次郎」の活躍を描いたミュージカル。鎖国によって閉ざされた日本の扉を世界に開き、日本とアメリカの架け橋になった万次郎の壮大でロマンあふれる物語です。
迎えた千秋楽公演。江戸から明治へと時代が大きく動く中で、持ち前の好奇心と、決してあきらめない強い心でいくつもの困難を乗り越える万次郎の活躍を、お客様は温かく見守ります。物語がフィナーレを迎え、このミュージカルのテーマ曲「心を開いて」があらためて歌い上げられると、客席から盛大な拍手が。
鳴りやまない拍手に俳優たちは笑顔で手を振り続け、東京公演は感動に包まれるなか幕を下ろしました。
『ジョン万次郎の夢』はこのあと、4月29日（土・祝）より全国公演がスタート。相模原市（神奈川県）から出発し、ゴールデンウィーク期間にかけて名古屋（愛知県）、四日市（三重県）などを巡演します。
夢を抱く大切さを教えてくれる感動作を、お近くの街でお楽しみください。
また、2020年、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて活動を休止し、21～22年度は動画配信版として実施していた児童招待公演「こころの劇場」が今年度より再始動（※）。
『ジョン万次郎の夢』全国公演を実施しながら、日本全国の子どもたちを各地域の劇場にご招待し、演劇の感動を届けてまいります。
『ジョン万次郎の夢』全国公演
（※）「こころの劇場」は、演劇の感動を通じて子どもたちに豊かな心を育んでもらいたいと願い、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が主催し、また、この趣旨に賛同してくださる企業・団体、行政の方々のご支援をいただきながら実施しているプロジェクトです。
『ジョン万次郎の夢』東京公演千秋楽カーテンコールの様子
開演前の自由劇場
公演グッズは引き続き劇団四季オフィシャルウェブショップで販売中です
客席の拍手は鳴りやまず、それに応えるようにカーテンコールは何度も続けられました
主人公・万次郎を務めた政所和行
『ジョン万次郎の夢』は、いよいよ全国の旅へ。皆様のご来場をお待ちしております
