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お知らせ

最新オリジナルミュージカル『ゴースト&レディ』2024年5月上演決定!

劇団四季最新オリジナルミュージカル『ゴースト&レディ』の上演が決定しました。
2024年5月より、JR東日本四季劇場[秋](東京・竹芝)にて上演いたします。


本作品の演出には、ミュージカル『ノートルダムの鐘』(2016年劇団四季初演)を手掛けたスコット・シュワルツ氏を迎えます。

原作は、「うしおととら」や「からくりサーカス」をはじめ、多くのヒット作品で知られる藤田和日郎氏の中編コミックス「黒博物館 ゴーストアンドレディ」(2014~15年/講談社「モーニング」)。
19世紀の欧州で、近代看護の礎を築いた"ランプを持った淑女"フローレンス・ナイチンゲール(フロー)と、"芝居好きなゴースト"グレイにまつわるファンタジックなラブストーリーです。

このたびの舞台化にあたっては、原作が持つ魅力を大事にした上で、「演劇」としての新しい魅力を追求。生きる意味を見出し、懸命に生き抜くフローたちの姿をシアトリカルに写し出すことで、豊かな人間ドラマを創り出します。

本日4月10日(月)、都内にて製作発表が行われ、演出のスコット・シュワルツ氏と、劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹が登壇。
本作を上演するに至る想いや、現在の製作状況などを紹介しました。

演出:スコット・シュワルツ氏

初めてこのプロジェクトのお話を頂いた際には大変嬉しく感じました。劇団四季と初めてご一緒した『ノートルダムの鐘』では素晴らしい時間を過ごすことができたため、今回、オリジナルの新作で再び日本の皆様とご一緒できることが楽しみです。初めて原作の漫画を読んだ時、大変興味深くワクワクしました。本作でまず大切にしたいのは、情熱的でロマンティックなラブストーリーであるということ。素晴らしい楽曲の数々、ロマンス、冒険心、ユーモアに溢れた作品になります。観に来ていただいたお客様にも何かインスピレーションを受けるような体験をしていただけたら幸いです。

劇団四季代表取締役社長:吉田智誉樹

かねてから四季オリジナル創作でご一緒したいと考えていたスコットさんと、本作の創作に取り組めることとなり、大変うれしく思います。原作の本質的な部分を大事にしながら、「信念を貫くことの大切さ」「人生の価値とは何か」というメッセージを投げかける、四季らしい舞台にしたいと考えています。近年、年に一本新作オリジナルミュージカルを上演してきましたが、コロナ禍を経て、オリジナル作品の重要性を改めて痛感しました。本作も重要なレパートリーとなるよう、力を尽くしたいと思います。

国内外から一線級のクリエイターをお迎えし、劇団四季が新たに贈る命と絆の物語。
最新オリジナルミュージカル『ゴースト&レディ』に、どうぞご期待ください。

左から劇団四季代表取締役社長・吉田智誉樹、演出・スコット・シュワルツ氏

最新オリジナルミュージカル『ゴースト&レディ』
公演期間 2024年5月開幕
会場 JR東日本四季劇場[秋](東京・竹芝)
チケット発売 2024年1月(予定)
※公演詳細は、決まり次第当オフィシャルウェブサイトでお知らせいたします
原作・藤田和日郎氏よりコメント

長いこと漫画を描いてきて、口を「え?」の発声のカタチのまま固まることがあるとは思いませんでした。 自作が「劇団四季」のミュージカルになるとは!
この作品はとんでもない幽霊が出ますし、激しいアクションシーンはもちろんのこと、もの凄い女性が途轍もない力で戦場を変えていきます。
これを本当にミュージカルにできるのでしょうか?
...............知りませんよう。演出のスコット・シュワルツさん、脚本の高橋さん(笑)

一方、この斜に構えたゴーストと信念のレディの心が交わる大変なお話を既に描き終わっております自分は、ただもうワクワクしながら、素晴らしい上演を待っておりますね。
ただし、

まだ口は驚きのカタチを残したまま。

藤田和日郎

撮影:平瀬隆廣

<プロフィール>
北海道旭川市出身。1988年、「少年サンデー増刊号」の「連絡船奇譚」でデビュー。
「少年サンデー」に連載された「うしおととら」で91年に第37回小学館漫画賞、97年に星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。
代表作に「うしおととら」 「からくりサーカス」 「月光条例」 「双亡亭壊すべし」 がある。
「黒博物館」は、初の小学館以外での漫画連載となった。現在「モーニング」(講談社刊)で3rdシリーズ「黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ」が好評連載中。

撮影:上原タカシ

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