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コラム

『キャッツ』広島公演の製作発表会見が行われました

3月19日(火)、広島市内にて、11月より開幕するミュージカル『キャッツ』広島公演の製作発表会見が行われました。

年に一度、都会の夜のゴミ捨て場で開かれる、猫たちの舞踏会――20世紀最大の詩人T・Sエリオットの詩集を原作に、現代のモーツァルトと称されるアンドリュー・ロイド=ウェバーの珠玉のメロディで紡がれるミュージカル。誇り高き"ジェリクルキャッツ"の個性と生命力に満ちた姿を描き、生きることの喜びを謳います。
約12年ぶり、3度目となる『キャッツ』広島公演。2018年の東京公演より、楽曲の改訂に伴い、振付・ビジュアル面などが一部変更。広島ではこのバージョンは初めて披露されます。

会見には、共同主催である、広島県知事・湯﨑英彦氏、広島市長・松井一實氏、広島商工会議所 副会頭・佐々木猛氏、中国新聞社 代表取締役社長・岡畠鉄也氏、中国放送 代表取締役社長・宮迫良己氏、劇団四季代表取締役 社長執行役員・吉田智誉樹が登壇し、広島公演への意気込みを語りました。

広島県知事・湯﨑英彦氏
昨年日本上演40周年を迎え、通算公演回数11,400回以上、総入場者数1,100万人を超える『キャッツ』は、多くの方々に愛されている作品です。大型ロングラン公演によって、優れた舞台芸術に触れる機会が創出されることは、本県だけでなく、中四国地域全体の文化芸術の振興にとっても意義深いものと考えております。熱気溢れる素晴らしい舞台により、多くの感動が生まれ、広島が一層元気になっていくことを願っております。

広島市長・松井一實氏
新たにバージョンアップされた『キャッツ』を、市民の皆様とともに心から楽しみにしております。本公演は、11月から来年2月まで上演されます。折しも来年、広島は被爆80年の節目を迎えます。全市を挙げて平和文化の振興につながる様々な取り組みを展開したいと考えています。劇団四季の皆様の躍動感あふれるパフォーマンスを通じて、多くの方々へ生きる喜びや希望を届けていただくとともに、平和への思いを共有する「平和文化」がさらに広がるよう願っております。

広島商工会議所 副会頭・佐々木猛氏
広島における劇団四季ミュージカルのロングラン公演は、2001年の『オペラ座の怪人』に始まり、今回で第9弾。前回の『リトルマーメイド』では13万人を超えるお客様が来場されました。『キャッツ』は子どもから大人まで幅広い年代の方々が楽しめる、劇団四季を代表する作品であり、広島で初披露されるナンバーもあるとのことで、心待ちにされているお客様は大勢いらっしゃることと思います。広島商工会議所としても、これまで以上に多くの方々にご観賞いただけるよう、積極的に協力して参ります。

中国新聞社 代表取締役社長・岡畠鉄也氏
中国新聞社はこれまで、劇団四季の広島でのロングラン公演すべてに携わり、ミュージカルという創造性あふれる舞台芸術の素晴らしさをお届けして参りました。地域に密着する地元メディアとして、舞台上で細部に施された仕掛けの数々をはじめ、歌と音楽の迫力、舞台に立つ出演者の思いなどを伝えて参ります。関係各位をはじめ劇団四季の皆様とタッグを組み、多くの皆様に観劇をお楽しみいただくことで、地域に芸術文化の大きな花を咲かせて参ります。

中国放送 代表取締役社長・宮迫良己氏
日本演劇界初のロングラン公演を成し遂げた『キャッツ』は、40年もの間上演を繰り返し、さらに進化を続けている総合芸術作品です。劇団四季のロングラン公演は、常設会場以外では、広島、静岡、仙台の3都市で行われております。質の高い芸術作品を間近で観られることは、広島で暮らす私たちにとっても大変な喜びです。中国放送は、テレビ・ラジオ・ウェブを通して作品の見どころを紹介し、本公演を積極的にバックアップして参ります。『キャッツ』を通して、一人でも多くの方へ感動と笑顔を届けたい思いです。

劇団四季代表取締役 社長執行役員・吉田智誉樹
2022年以来2年ぶりにロングラン公演が上演できることを大変嬉しく思います。2001年より地元の皆様のご協力とご理解を得ながら公演を積み重ね、これまで8回行ってきた広島公演には、のべ90万人のお客様にご来場いただきました。ナンバーの追加や曲調の変更が行われ、進化し続ける『キャッツ』。今回上演するバージョンは、広島では初披露となります。ぜひ劇場で、生きる喜び、明日への希望を感じていただければ幸いです。

また、劇中ナンバーより、グリザベラ役・金原美喜とシラバブ役・藤原加奈子が「メモリー」を披露。過去の思い出と未来への希望を綴る名曲の、美しいメロディを響かせました。

『キャッツ』は現在上演中の名古屋四季劇場で5月12日(日)に千秋楽を迎えたあと、静岡市民文化会館にて7月から9月まで上演。その後、広島・上野学園ホールにて、本作の日本上演41周年の節目である11月11日(月)から2025年2月23日(日・祝)まで上演。2025年2月2日(日)までの広島公演チケットの「四季の会」会員先行予約が、8月11日(日・祝)より始まります(一般発売は18日(日)より)。
また、2025年からは仙台での上演も決定しています。
広島でジェリクルキャッツが躍動するその日を、どうぞお楽しみに。

『キャッツ』広島公演 概要
会場 上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール/広島市中区白島)
公演日程 2024年11月11日(月)~2025年2月23日(日・祝)
発売日程 2024年11月11日(月)~2025年2月2日(日)公演分
2024年8月11日(日・祝) 「四季の会」会員先行予約開始
2024年8月18日(日) 一般発売開始
※初日公演を含む一部公演は「四季の会」会員を対象とした事前抽選販売あり。詳細は決定次第お知らせいたします。
※今回広島公演では、二次元バーコードでのご入場が可能となるQRチケット(ご予約入場券)の導入を予定しております。

(撮影:重松美佐)

『キャッツ』広島公演製作発表会見より(右から、中国放送 代表取締役社長・宮迫良己氏、中国新聞社 代表取締役社長・岡畠鉄也氏、広島市長・松井一實氏、藤原加奈子(シラバブ役)、金原美喜(グリザベラ役)、広島県知事・湯﨑英彦氏、広島商工会議所 副会頭・佐々木猛氏、劇団四季代表取締役 社長執行役員・吉田智誉樹)

『キャッツ』広島公演製作発表会見より(右から、中国放送 代表取締役社長・宮迫良己氏、中国新聞社 代表取締役社長・岡畠鉄也氏、広島市長・松井一實氏、藤原加奈子(シラバブ役)、金原美喜(グリザベラ役)、広島県知事・湯﨑英彦氏、広島商工会議所 副会頭・佐々木猛氏、劇団四季代表取締役 社長執行役員・吉田智誉樹)

製作発表会見の様子

製作発表会見の様子

劇中ナンバー「メモリー」を披露する金原美喜(グリザベラ役)と藤原加奈子(シラバブ役)

劇中ナンバー「メモリー」を披露する金原美喜(グリザベラ役)と藤原加奈子(シラバブ役)

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