11月23日（日・祝）に自由劇場にて開幕する『恋におちたシェイクスピア』東京公演の「四季の会」会員先行予約が、明日17日（日）午前10時から始まります（一般発売は8月24日（日）より）。

名作「ロミオとジュリエット」の誕生に、若きシェイクスピアの身を焦がすような恋が大きく関わっていたとしたら――？
そんな「もしも」と歴史的事実が巧みに織り交ぜられ創作された本作は、アカデミー賞7部門を受賞した同名映画をもとに、2014年にイギリス・ウェストエンドで初演。劇団四季では創立65周年である2018年に青木豪氏（『バケモノの子』演出）によるオリジナル演出で初演を迎えました。

舞台はエリザベス朝のロンドン。若き劇作家ウィリアム・シェイクスピア（ウィル）は、新作を期待されるもスランプの真っ只中。台本も完成しないまま始まったオーディションで、トマス・ケントと名乗る青年が見事な演技を見せます。ケントを追ってたどり着いた館でウィルが出会ったのは、演劇を愛する資産家の娘ヴァイオラ。実はケントは、ヴァイオラが男装した姿。ウィルはそのことに気付かぬまま、彼女にひと目で恋におちます。
ヴァイオラと出会ってから見違えるように筆が進むウィル。新作の舞台で主演ロミオを演じるのはケントに決まり、稽古にも熱が入ります。
しかし、ヴァイオラはまもなく、親が決めた相手と結婚しなくてはなりません。人目を忍んで愛を育むふたりの恋のかたちが『ロミオとジュリエット』のストーリーを創り上げていき......。

四季の原点であるストレートプレイで、芝居の素晴らしさを堪能できる至福の舞台が、ついに待望の再演。 演劇への愛と祈りにあふれ、生きる歓びに満たされる人間ドラマを、どうぞお見逃しなく！

※写真はこれまでの公演より