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コラム

『オペラ座の怪人』福岡公演開幕に向けて――通し稽古が行われました

9月15日(月・祝)に福岡・キャナルシティ劇場で開幕するミュージカル『オペラ座の怪人』。8月下旬、四季芸術センターの稽古場では、いよいよ仕上げ段階となる全幕の通し稽古が行われました。

物語の舞台である19世紀の様式が忠実に再現された衣裳・ヘアメイクをまとった俳優たちが稽古場へ集まると、レジデント・ディレクターを務める荒木美保の合図で通し稽古が開始。
1905年、パリ・オペラ座。オークションの競売人が小槌を打つ鋭い音が、物語の始まりを告げます。競売にかけられる品々の中には、いわくつきの巨大なシャンデリアが。そこに明かりが灯った途端、荘厳なパイプオルガンの旋律が響き渡り、時は一気に半世紀前のオペラ座へ。
オペラ座の地下に身を潜め、人々から恐れられる"オペラ座の怪人"。歌姫クリスティーヌに想いを寄せ、彼女をオペラ座のプリマ・ドンナにしようと画策する怪人は、彼女と幼なじみの子爵ラウルが愛を誓い合う姿に、嫉妬の炎を燃やします。三人の想いが複雑に絡まるにつれ、オペラ座では次々に事件が起こり――。アンドリュー・ロイド=ウェバーによる流麗な音楽に乗せて、稽古場に哀しいまでの愛の物語がつづられました。

稽古を見届けて荒木は、「一人ひとりの"張り"が出てきているように感じました。各自がやりきることで、大勢が登場するシーンでもそれぞれの個性が際立ちます。絶対に必要なことなので、続けていきましょう。それと同時に、カンパニーとしての呼吸が一つになってきた印象を受けました。引き続き、開演から全員で呼吸をつくっていきましょう。それが作品全体の今後にもつながります」と言葉を送りました。
このあとカンパニーはいよいよ福岡・キャナルシティ劇場へ。劇場での最終調整に臨みます。

『オペラ座の怪人』福岡公演は9月15日(月・祝)から2026年4月5日(日)までの期間限定。チケットは12月31日(水)公演分までを現在発売中。2026年1月1日(木・祝)~4月5日(日)公演分は、9月20日(土)より「四季の会」会員先行予約を開始します(一般発売は9月27日(土)より)。
時代を超えて愛され続ける珠玉のミュージカル『オペラ座の怪人』が、21年ぶりに福岡で開幕するその日を、どうぞお楽しみに。

『オペラ座の怪人』福岡公演
会場 キャナルシティ劇場(福岡・博多)
チケット発売

2025年9月18日(木)~12月31日(水)公演分まで発売中

2026年1月1日(木・祝)~4月5日(日)公演分

  • 9月20日(土)午前10時 「四季の会」会員先行予約開始
  • 9月27日(土)午前10時 一般発売開始
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