東京・自由劇場で3月1日(日)に開幕するファミリーミュージカル『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』。横浜市の四季芸術センターでは、稽古が佳境を迎えています。
児童文学の傑作「こそあどの森の物語」シリーズ(理論社刊)の第6巻を原作に、2021年にオリジナルミュージカルとして創作された本作。5年ぶりの再演に向けて、作品の経験者も、初めて挑戦する者も一丸となり、芝居や振付等を細かくブラッシュアップに取り組んできました。
段階的に進められてきた稽古は、2月初旬、いよいよ衣裳・ヘアメイクを身につけて全幕を通す「通し稽古」へ。
衣裳に身を包んだ俳優たちが稽古場に揃い、深い森の中を想起させる音が響き始めると、そこは大昔の世界に。そして時が進み、"どこかにあるかもしれない"不思議な森「こそあどの森」へ――。ひとりで本を読むことが好きな少年・スキッパーが、人の言葉を話すキツネ・ホタルギツネと出会い、大昔から来た少女・ハシバミを助け出すことで始まる、時を超えた絆と心の成長の物語が紡がれました。
通し稽古を見届けた演出・山下純輝は、「今日の緊張感の中で、たくさん収穫もあったと思います。これから皆さんがやるべきことは、この場で呼吸をして、この瞬間に相手と交流するということ。そして一つひとつ正しく行動するということ。その積み重ねが、芝居にしなやかさを生みます。難しいことですが、この課題に、全員で向き合い続けましょう」と語ります。
想いを伝え、人とつながることの大切さを描く物語。そこに込められた感動を、まっすぐ届けるため――来たる開幕に向けて、カンパニーはこの後、自由劇場での最終調整へ臨みます。
『はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~』は、東京・自由劇場で3月1日(日)から29日(日)まで上演(現在チケット発売中)。東京公演のあとは、4月18日(土)から全国ツアーへ。現在は、多摩、静岡公演のチケットを発売中です。
春の訪れとともに開幕する壮大なファンタジーに、どうぞご期待ください。

