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コラム

『リトルマーメイド』舞浜公演に向けて――パペット製作レポート

8月26日(水)、舞浜アンフィシアターにて開幕するディズニーミュージカル『リトルマーメイド』舞浜公演。

首都圏では約10年ぶりの上演となる本作。また、舞浜アンフィシアターでの上演は、今回が初めてとなります。
『リトルマーメイド』舞浜公演ではこの劇場の特徴である半円形状の舞台に合わせ、一部演出をアップデート。この新たな挑戦に向け、技術スタッフによる準備が着々と進められています。

アリエルと仲間たちが暮らす海の世界を、圧倒的なスケールで描き出す――その世界観を担う一つが、パペットデザイン・ムーブメントのトビー・オリエ氏による個性豊かでカラフルな海の生き物たち。
2013年日本初演に際し、海外クリエイティブスタッフと劇団四季の小道具スタッフが意見を出し合い生まれた日本オリジナルのパペットや、2016年の名古屋公演より新たに加わった生き物たちなど、10種類以上が登場します。
そして今回の舞浜公演では、これまで親しまれてきた一部の生き物たちに新たな演出が加えられることに。このパペット製作の様子をご紹介します。

クラゲ

海の世界が広がるビッグナンバー「アンダー・ザ・シー」。このシーンでは数多くの海の生き物たちが登場します。その一つが、海中を浮遊するように泳ぐクラゲ。俳優たちが上下に動かし泳ぎを表現していた従来のパペットに加え、新たな試みも検討中。

クラゲの傘の部分は、上下する動きに合わせてしなやかに開閉。どの瞬間においても美しい丸みを保てるように、骨組みの太さや厚み、組み立て方まで試行錯誤を重ねています。また、胴体や触手にはフリルがふんだんにあしらわれ、360度どこから見ても愛らしい見た目に

水中を泳ぐ魚の群れ

動きに合わせて胴体が揺らめくことで、水中を泳ぐ姿を表現。しなやかな動きを追求し、素材選びから再考されました。厚みや質感の異なる何種類もの生地で試作を繰り返し、理想の動きを叶える布地を選定して製作されています。

物語のプロローグで登場し、観客を海の世界へと誘う魚たち、通称・シルバーフィッシュ。胴体の生地にはラメが織り込まれ、動きに合わせてきらめきます

「恋してる」のナンバーでは、ハート型の魚たちが登場。生地はシルクが採用され、水中を舞うように泳ぎます

「アンダー・ザ・シー」で登場するカラフルな魚たち。特徴的な柄を1匹ずつペイントで描きます

見た目だけでなく、生き物としてのリアルさも追及して製作されるパペット。また、公演中もメンテナンスがしやすいようにできるだけシンプルな構造で製作するなど、多くのアイデアと知恵を結集して製作が進められています。

様々な海の生き物たちが舞浜公演でどのように登場するのか......ぜひ劇場でご覧ください!

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