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コラム

『ノートルダムの鐘』大阪公演の稽古が進んでいます

7月22日(水)に開幕する、ミュージカル『ノートルダムの鐘』大阪公演(大阪四季劇場)。劇団四季の本拠地・四季芸術センター(横浜市)では、開幕に向けた稽古が進んでいます。
6月下旬、稽古は芝居の動線や振付を確認するステージングを経て、シーンを区切って繰り返し行う「小返し稽古」の段階に入りました。

これまで出演経験を積んできた俳優と、初めてこの作品に参加するメンバーで臨む今回。レジデント・ディレクターの山下純輝は「自身で細かく考えた解釈があっていたとしても、それを一度手離して、この場で生まれるものも大切にしてみましょう。頭の中の平面的なイメージを、今度は立体的に具現化する。解釈が透けて見えてしまうと、芝居が平面的なものになってしまいます」と声をかけます。経験者はあらためて作品と新鮮に向き合い、新メンバーはそれらすべてを吸収しようと、集中して取り組んでいる姿がありました。

本作は、15世紀末のフランス・パリを舞台に、複雑に絡み合う男女4人の愛と憎しみから、人間の「光」と「闇」を深く美しく描き出すミュージカル。
"出来損ない"という意味の名をつけられ、大聖堂の鐘突き塔で孤独に暮らすカジモド。外の世界に憧れを抱いていた彼は、大聖堂を抜け出し、パリの街で美しきジプシーの踊り子・エスメラルダに出会います。彼女に生まれて初めての感情を抱くカジモドですが、主人である大聖堂の大助祭・フロロー、同警備隊長・フィーバスもまた、美しく魅力あふれる彼女に惹かれていき......。

この日の稽古で特に熱を帯びたのは、1幕中盤、大聖堂で大助祭フロローとエスメラルダが対峙するシーン。パリの街中で踊るエスメラルダに心を乱されたフロローは、自らの内に芽生えた欲望と信仰の狭間でもがきながら、彼女に執着を深めていきます。
山下は、「フロローは人格的なナルシシズムで、自らを"正義"だと信じて疑わず、相手を打ち負かそうと執拗に距離を詰めていく。それに対し、エスメラルダは近づいてくるフロローを心理的に拒絶し、自分からは決して近寄らない」とコメント。俳優と対話を重ねながら、繰り返し稽古が行われると、2人の心理的な対比や葛藤がより鮮明に浮かび上がります。登場人物・場面ごとの役割を踏まえたうえで、さらに作品を深める稽古が続けられました。

『ノートルダムの鐘』大阪公演は、現在11月29日(日)公演分までを販売中。チケットは残りわずかのため、お早めのご予約がおすすめです。
また、2027年2月7日(日)千秋楽公演の全席および2027年2月6日(土)昼・夜公演の一部のお席を対象に、7月15日(水)18時まで事前抽選販売を受け付けています(「四季の会」会員限定)。 12月以降公演のチケットは、7月26日(日)より「四季の会」会員先行予約が始まります(一般発売は8月2日(日)より)。
大阪で初めての上演となるこの機会を、どうぞお見逃しなく。

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