本日31日(金)、自由劇場(東京・竹芝)にて、ファミリーミュージカル『王様の耳はロバの耳』が開幕しました。
古代ギリシャの神話をもとに、「言葉の錬金術師」とも呼ばれる詩人・劇作家の故 寺山修司が書き下ろした本作。1965年、第2回ニッセイ名作劇場として初演を迎えて以来、四季のファミリーミュージカルの一つとして繰り返し上演され、多くのお客様に親しまれてきました。
迎えた東京公演初日、劇場には多くの子どもたちの姿が。開演前のロビーは、これから始まる物語への期待と笑顔であふれます。
いよいよ開演。登場人物らの誘いで、物語のはじまりの合図「幕をあける歌」をみんなで歌えば、むかしむかしのとある国のお話が幕をあけます。
ロバの耳を持つわがままな王様と、その秘密を知ってしまった一人の床屋。町の人に王様の秘密を話せば、お城に囚われた床屋の父親の命を危険にさらすとおどされてしまい......。
こんな時、自分ならどうするか――登場人物と一緒にお客様も考えながら、物語は進んで行きます。劇中、登場人物から投げかけられる問いに、元気いっぱいに応える子どもたちの声が。クライマックスでは王様に「本当のこと」を伝えるために、舞台と客席がひとつになって「王様の耳はロバの耳」を大合唱!みんなの心が重なり合い、やがて感動にあふれたラストシーンを迎えると、客席から熱い拍手が起こりました。
『王様の耳はロバの耳』東京公演は8月30日(日)まで。その後9月20日(日)からは全国ツアーがスタートします。「本当のことをいう勇気」を教えてくれる心温まる物語を、どうぞ劇場でお楽しみください。
※舞台写真は事前に行われた舞台稽古より
(撮影:阿部章仁、分銅香奈、劇団四季)

