7月5日(日)に、新劇場・MTG名古屋四季劇場[熱田]のこけら落とし公演として幕を開けるミュージカル『オペラ座の怪人』名古屋公演。
開幕まで1ヵ月を切った6月下旬、横浜市の四季芸術センターに本作の海外クリエイティブスタッフが合流。作品のさらなるブラッシュアップに向けて、稽古場は新たなフェーズへと突入しました。

今回来日したのは、アソシエート・ディレクターのアーサー・マセラ氏、音楽スーパーバイザーのクリステン・ブロジェット氏、アソシエート・コレオグラファーのパトリシア・メリン氏。海外クリエイティブスタッフを稽古場に招いてのブラッシュアップ稽古は、過去にも計画されながらも、コロナ禍による渡航制限等の影響により十分な機会が得られずにいましたが、今回ついに実現。念願の稽古に、カンパニーの士気も一層高まります。
稽古場に集まったカンパニーから熱い歓迎を受け、アーサーさんは「こうしてまた日本に戻ってくることができ、皆さんとご一緒できること、言葉にならないくらいうれしいです。これから数週間の稽古を楽しみにしています」と挨拶。クリステンさんとパトリシアさんからもこれからの稽古への期待とカンパニーへの激励の言葉が送られました。
アソシエート・ディレクターのアーサー・マセラ氏(左)、音楽スーパーバイザーのクリステン・ブロジェット氏(中央)、アソシエート・コレオグラファーのパトリシア・メリン氏(右)
顔合わせのあとは、本番通りにシーンを止めることなく演じる「通し稽古」を実施。
オペラ座の地下に棲(す)む怪人と、歌姫・クリスティーヌ、彼女の幼なじみのラウル・シャニュイ子爵――三者の運命が絡み合う愛の物語が、繊細かつ豪奢な音楽とともに紡がれます。
これまで積み重ねてきたものを披露しようと、新たな気持ちで作品と向き合う俳優たちのエネルギーにより、物語は終盤に向かうにつれて一層の緊迫感を増していきます。
通し稽古を見届けると、アーサーさんが「素晴らしかったですし、美しかったです!再確認したいこともいくつかありますので、この数日間をかけてチェックしていきましょう」と言葉を送りました。
このあと演出、ダンス、音楽のパートに分かれ、ブラッシュアップ作業へ。クリエイティブスタッフからは各人物の心理や、それを表現する細かな所作、歌声の響かせ方など具体的なアドバイスが伝えられ、俳優たちは一つひとつ整理し身体に落とし込みながら、作品を磨き上げていきます。
俳優たちにアドバイスを送るアソシエート・ディレクターのアーサー・マセラ氏(左)、音楽スーパーバイザーのクリステン・ブロジェット氏(右)
「マスカレード」の振付指導するアソシエート・コレオグラファーのパトリシア・メリン氏
海外クリエイティブスタッフらによる緻密な稽古を経て、さらに深みを増しつつ、新鮮によみがえる『オペラ座の怪人』。
新劇場・MTG名古屋四季劇場[熱田]のオープニングを飾る極上の舞台に、どうぞご期待ください。

