本日10月4日(土)、京都劇場にてミュージカル『赤毛のアン』が開幕しました。
時代を超えて愛され、世界で読み継がれている名作『赤毛のアン』から生まれたミュージカル。作者のルーシー・M・モンゴメリー生誕150周年を迎えた昨年、東京で開幕した本作は、全国ツアー公演を経て、いよいよ17年ぶりの上演となる京都劇場へ。
初日の客席は、この日を楽しみにしてくださっていたお客様でいっぱいに。幕が上がると、そこには抜けるような青空とさわやかな風の吹くプリンス・エドワード島の世界が広がります。
小さな村で暮らす年老いた兄妹・マシューとマリラのもとに、孤児院からやって来たひとりの女の子――アン・シャーリー。男の子を迎えるつもりでいた二人は一度は送り返そうとするものの、アンに不思議な魅力を感じるようになり、彼女を引き取ることに。
空想とおしゃべりが大好きなアンは、家でも学校でもさまざまな事件を起こし、周りの人たちをとまどわせてしまいます。しかしそんな彼らも、明るく前向きなアンにしだいに魅了され、心通わせるように。アン自身もまた、美しく移り変わる自然と人々の愛の中で心豊かに成長していくなか、大きな試練が......。
温かく心に染み入るような感動とともに終演を迎えると、客席からは大きな拍手が送られました。
『赤毛のアン』京都公演は11月24日(月・休)までの期間限定。作品をさらにお楽しみいただける様々なキャンペーン・イベントを開催します。この機会にぜひ、ご参加ください。
人生とまっすぐに向きあいながら、その個性を開花させ、生きる喜びを私たちに教えてくれる『赤毛のアン』。京都でフィナーレを迎える珠玉のレパートリーを、どうぞお見逃しなく。