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少し前ですが、7/3に拝見しました。舞台から発せられる熱い思い、色んな形の強さに、すごく心打たれました。特に1幕終わりの九太の歌が衝撃でした!本当に新しい風がまいあがるような、力強くて若い情熱溢れる歌声にしばらく放心、、、新しい事への情熱、今の自分が1番欲していた強さでした。今でも心から離れない。あの歌声に、空間に、奮い立たされています!素晴らしい舞台をありがとうございました!
映画を見た時は熊徹と九太の親子の絆の話だと思っていたけれど、ミュージカルでは、九太、一郎彦、楓のそれぞれの成長や絆がとても細やかに描かれていて、映画とは違った感動がありました。 私にも九太と同じくらいの歳の息子がいますが、いつか彼が自分を深く見つめる機会をみつけ、大きく成長の一歩を進み始めるんだろうなと思うと感慨深く思いました。
家族でこのミュージカルを観るために、この1年間、映画を何回もみて刷り込みました。5歳の息子も絵本を読んだり、映画の台詞を覚えるくらい、予習はバッチリ。しかし予想をはるかに上回るクオリティにつかみから度肝を抜かれました。演者さんも、舞台装置も演出も、パペットも衣装も、そして音楽も!何もかもに驚かされ、そして後半は鳥肌と涙が止まらないぐらい、感情が大暴走しました!!今回初観劇でしたが、また行きます!
今回4回目です。 実は初回観劇時はそんなにハマる作品じゃないなと思ってましたが、 消化不良感を払拭しようと2回目を観てしまったら感動してしまい、今や月イチで観てしまってました。私の様に初回で、ん?と思ってしまった方に、再度の観劇をおすすめしたいです。
「強さってなに」「胸の中の剣を握れ」この二つの台詞を聴いて、私も何だろうと思いながら舞台を観ていました。確かに人は誰でも、心の中に闇や知られたくない負い目を持っているだろう。でもそれをお互いに認め合い、許しあう心こそ胸の中の剣ではないかと思いました。きっと熊徹や九太、そして一郎彦もそれを探し求めていたでしょう。百秋坊と蓮の母の九太に向けた暖かな眼差しにも心打たれました。また観劇できたらと思います。
バケモノの子
対立構造の面白さ
人間とバケモノ、渋谷と澁天街、この物語には様々な対立があります。その質は、時間や空間の変化でリズミカルに変容していきます。複雑に入り組み、変化する対立構造こそ、このミュージカルの面白さだと感じました。同じ人間なのに一郎彦は闇に飲み込まれ、九太は闇を克服し、一郎彦を救い出す。家族や仲間の愛しむ心が彼等を救済したはずです。劇団四季が『バケモノの子』を上演した理由こそ、この主題にあると気付きました。